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徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

いろは蔵パーク建設工事日記~2024.09~

2024-09-26 08:08:03 | 今日の現場
 いろは蔵パーク(旧酒田商業高校跡地整備事業)の鉄骨工事が急ピッチで開始されました。

 8月の末に鉄骨の製品検査を行い、9月上旬から現地にて鉄骨建方工事が行われています。

 

 今までは、地盤改良、基礎工事と行ってきましたが、ここまでは土の中の工事。

 建方が始まり、やっと物理的に建物の存在が確認できるようになりました。

 

 鉄骨が立つと結構デカい…。

 最近この規模の案件から遠ざかっていたので尚更それを感じます。

 山居倉庫をイメージした庇のスケール感もGOOD。

 

 少し心配なのは、この敷地のシンボルツリーであるケヤキの木。

 旧校舎が無くなり環境が変わったことで元気がない…。

 商業高校があった頃から、酒商生や市民に親しまれてきたこのケヤキ。

 何とか園芸屋さんの力を借りて、周辺のケヤキぐらい元気になってもらいたいものです。

 9月末からはもう一棟の鉄骨建方工事も始まります。

 2棟揃うと圧巻の景色に様変わりすることでしょう。

 今から楽しみです。
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いろは蔵パーク建設工事日記~鉄骨製品検査

2024-09-05 13:59:09 | 今日の現場
 いろは蔵パークの工事が急ピッチで行われています。

 私は施工者から提出される施工計画書、施工図をチェックしては修正依頼をお願いする日々。

 そんな工事監理業務の中で、8月末鉄骨の製品検査に赴いた。

 鉄骨の品質監理は、実は私の専門外…なのです。

 従って、一緒に設計監理を行っている事務所の担当者も東京から参加してもらいました。

 

 もう細かい製品のチェック等々は彼任せ。

 私はというと、彼の検査風景を観察してました…。

 鉄骨の寸法は誤差の範囲内か、曲がりや反り等も誤差の範囲内か、溶接の状況は適切か…と検査が進行していきます。

 寸法や曲がり反りが誤差の範囲であるかは私にも判断できますが、溶接が適切に行われているかは…残念ながら私には判断できません。

 東京から駆け付けてくれた担当者が、念入りにチェックしてくれたので問題無しです。

 鉄骨の製品検査は屋外の作業ヤードで行います。

 この日の最高気温は32℃。彼も私も、そして施工の担当者、工場の担当者、皆汗だくです。

 

 私は最後に錆止め塗装の色が気になったので、そこをチェック。

 汗だくで鉄骨製品検査は終了。問題点も無く合格です。

 これら合格になった鉄骨が、もう直ぐ現場に鉄骨が立ち上がってきます。ご期待下さい。
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いろは蔵パーク建設工事日記~2024.08~

2024-08-21 08:29:50 | 今日の現場
 5月末に着工した「いろは蔵パーク」建設工事。当事務所も設計監理者の一員として建設に関わっています。

 「いろは蔵パーク」という施設名称は、この地に48棟の倉庫が軒を連ねていた米蔵「新井田蔵」が「いろは蔵」と呼ばれていたことに由来します。

 

 1917年に山形県立酒田商業高等学校の前身である酒田尋常高等小学校附設商業補修学校が、本間家から土地の寄進を受け、

 この地に新築移転して以来約100年以上にわたり多くの生徒で賑わってきた地に、商業施設を整備することになりました。

 当施設は、生活利便性が向上する日常生活の拠点、山居倉庫と連携したにぎわいの拠点、自然と人が集まり、

 出会い、交流と日常的なにぎわいが生まれる商業施設を目指しています。

 

 工事着手前に欅、鳥、風をモチーフにした施設のロゴマークも決定しました。

 

 【欅】 酒田市の木であり、樹齢100年を超える当施設のシンボルツリーです。

 欅の下に人々が寄り添い、新たな未来が生まれ、地域が沸いていく姿をイメージしました。

 カラフルに彩られたカラーは、個性豊かなショップ、四季折々のにぎわいイベントを表しています。

 【鳥】 欅に止まる鳥のように、憩いの場としてお客様には気軽に当施設に立ち寄っていただきたい思いを込めています。

 【風】 木の下を流れるラインは居心地の良い爽やかな風を表し、新しい出会いと発見、

 地域住民や事業者の集まりからここで生まれたアイデアを発信して輪を広げていくことをイメージしました。 

 8月の今現在、地盤改良や基礎工事がひと段落下し、鉄骨の建て方の準備を進めています。

 9月初旬から鉄骨が組み上げられ、いよいよ形が現れ始めます。

 今後このブログでも、工事の状況を報告していこうと思います。
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ボルダリングのあるイエ 2022.4.9~上棟式

2022-04-28 08:49:43 | 今日の現場
 4月9日(土)大安吉日、快晴。ボルダリングのあるイエは、この日上棟式を迎えた。

 ものの3日間であっという間に建て方が工事が終了し、この日の上棟式。

 出席者はクライアント家族とクライアントの親夫婦。

 

 快晴に恵まれたこの日は、屋根の上から壮大に鳥海山が姿を現している。まさに上棟式日和。

 施工会社の営業担当者と大工さんが、忙しなく上棟式の準備に右往左往。

 準備も整い屋根へと上がり、大工さんの掛け声で式が始まった。

 

 大工さん、クライアント、私が玉串を奉納し無事式は終了。

 予定では餅撒きはしないとのことだったが、施工会社の営業の方が五円玉と餅を準備してくれていたので餅撒きを敢行。

 下で待っているのは、クライアントのお子さんと親夫婦。

 お子さんはお餅に大はしゃぎで、取ったお餅を離そうとしない。かなり気に入ってる様子。

 餅撒きはやらない方針だったが、そんな姿を目にするとやってよかったなと感じた。

 さて完成までもう2ヶ月。年明けに始まった工事も、もう追い込みの時期になった。

 クライアントとの決め事も8~9割終了している。あとは工事関係者に施工を頑張ってもらうだけとなった。
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ボルダリングのあるイエ 2022.3.31~建て方工事

2022-04-07 08:48:58 | 今日の現場
 基礎工事が完了してからゆうに1か月以上経った。

 プレカットの打合せがスムーズにいかず、工事日程を組みかえながら骨組みの図面をチェックしやり取りすること2週間。

 そしてこの日から建て方工事が始まった。

 先ずは土台の据え付けだが、現場に搬入されている壁パネルを見せてもらう。

 

 壁パネルが工場で製作され、天井下地組も工場で製作されていた。これなら建て込みも早いはず。

 土台の据え付けの次の日に再び現場を訪れると、作業開始から1時間半ほどで1階の壁パネルがほぼ設置完了していた。

 

 はやり予想通り早い…驚愕の速さである。土台を据え付け終了後、3日間であっという間に形になった…。

 

 以前、基礎も骨組みも工場製作する某ハウスメーカーの住宅をプラモデル住宅と表現したことがある。

 これももはやプラモデルに近いと感じた。

 工事現場で材料の他にお金がかかるのは職人の手間。この工法で有れば手間賃が安く済むのは歴然としている。

 私自身、初めての枠組壁工法であるが、これならこれで一つの回答だろう。

 しかし、早いわ…。もうすぐ上棟式である。
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