SFから文学全集

2019-11-25 17:18:13 | 読書、書物

  雨後曇り。午前中は思ったより暖かかった。

 小松左京著「復活の日」を読み終えました。事件の発端、世界の混乱から破滅へ至る絶望的状況の模様、生き残った人々の暮らし、そして解放と一連の流れが映画のようです。渾身の傑作らしいですが、その通りのまとまりですね。本当にSFらしいSF。実際に発生しそうだし、発生してもおかしくないのが凄いです。何もかもハッピーエンド、という訳ではなく、虚しさも含まれていたりと現実的です。

 次は読んでいたと思っていましたが読んでないと思われる世界文学全集より。第二十四巻、「ジョイス、ウルフ」を。ジョイスはジェイムズ・ジョイス、ウルフはヴァージニア・ウルフです。この第二十四巻にはジョイス著「若い芸術家の肖像」ほか、ウルフ著「ダロウェイ夫人」が収録されています。「若い芸術家の肖像」は有名な「ユリシーズ」とつながる作品らしいです。残念ながら「ユリシーズ」も読んでませんが(笑)。

 就寝前読書、三島由紀夫著、豊饒の海シリーズの第一感「春の雪」もゆっくりと進捗中。旧仮名文字表記なので相変わらず手間取ってますが、興味深く読んでます。

 さて、天気見てよければウォーキング、行ってきます



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