こたつと本

2018-01-29 23:14:36 | 読書、書物

  晴れ。昨夜は猛烈に吹雪いた様子だったが、朝には晴れた。十センチ程の積雪量で、除雪が面倒だった。それにしても寒い。

 寒すぎるので三本ローラー台になかなか乗れません。寒い部屋でトレーニングしているので、なんとなく運動開始直後に心筋梗塞起こして死んでしまいそうなのです。もう少し気温が上がらないと……。少なくとも氷点下では厳しいです。

 そんな厳しい寒さの中では大人しく読書に勤しんでいるのが一番です。三島由紀夫著「青の時代」を読み終えました。いわゆる「光クラブ事件」に取材して書かれた作品ですが、可もなく不可もなく、しかしがっちり硬質な文体で描かれています。悲劇的結末を予感させる終盤で、そこに至るまでも、将来が懸念されるような冷たい雰囲気の中で物語は進みます。なんでこういう風に書けるんでしょうね? 濡れ場とか、まるで当事者であるかのようです。

 また三島作品、買ってこなくちゃネ。

 次は「ルルージュ事件」を読み始めています。買って驚いたのは、意外とページ数が多いこと。シャーロック・ホームズのシリーズ一冊分位かなと勝手に思ってましたが、大きな間違いでした。世界初の長編推理小説、と言われているらしいので期待して進めます。

 就寝前読書、「指輪物語」はちまちまと進捗していますが、未だ「旅の仲間 〜上〜」で停滞(笑)。もう残り少ないのですが、就寝前に素描したりしてるので進みが悪いのです。今夜はバラエティー番組にXJAPANのToshl(とし)さんが出演したので見てしまい、こんな時間に陥ってしまいました。明日の朝は降雪なきことを祈ります