思う

2017-02-16 23:10:43 | 読書、書物

  晴れ後雨。かなり暖気したので大分融けて、道路脇に山積みされている雪が雪崩を起こしそうである。

 「ヴァルヌの「八十日間世界一周」に挑むー4万5千キロを競ったふたりの女性記者」マシュー・グッドマン著を読み終えた。五百ページ超の長編だが、最後まで飽きなかった。なぜかと申せばヴェルヌの八十日間世界一周のファンだし、ふたりの女性記者が実際に顔を合わせたのか知りたかったから。内容は読んでない人のために避けますが、世界一周を達成した後の人生はかなり波乱万丈でした。長い間忘れられていた、という事もこの著書で知った。現在なら割と簡単に行けるであろう世界一周も、百年以上昔の乗り物では文章からは想像もつかないほど大変なものだったろうな、と思います。

 五百ページ超も読んだ後はあっさりしたものを、と思ってましたがなかったのでアリス・マンロー著「ジュリエット」を。新聞の書籍紹介で見て、購入してあった本です。マンローさんはかなりの高評価らしいので期待しましょう。

 ……気楽な小説も購入しておかなければなりませんね