一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

2018年G.W.旅行・7

2018-08-12 02:11:26 | 旅行記・G.W.編
そういえば彼らは1年前も、この時間に踊っていた。面白いのは、年配の女性が大胆な衣装で踊っているのに、若い女性のそれは大人しいのだ。いや、それが当然か。
はかた駅前“どんたく”ストリートに行く。空は雲ひとつない快晴で、だいぶ暑い。
すでに何組かの演舞は終わっていて、現在は「ジャザサイズ」というダンスチームが踊っていた。
このストリートは距離が長いので、前方とスタート地点の2ヶ所で同じ演舞をする。つまりチームを追い駆けることができるのだ。が、毎年不満なのは歩道が一方通行になっていることで、前後を自由に行き来できない。歩道の車道側半分は移動可能だが、そこは見物者がビッシリいるので、やはり困難を極める。戻りたければ裏道を大回りするか、スタッフの目を盗み、だるまさんがころんだ、の要領でスルスルと移動するしかない。まったく、面倒くさい。
現在は「INTEGRAL」というチームが演舞を見せている。イメージはヤンキーっぽいのだが演舞は確かで、実はこのようなチームが高度なパフォーマンスを披露するのだ。



続けてよさこいのチームが登場したが、そろそろ11時である。私は博多駅本舞台に戻る。
陸上自衛隊第4音楽隊が登場した。井上リナ陸士長と入江タクヤ二等陸尉がMCを務め、演奏が始まった。まずは「開国行進曲」。安定の出来で、私は感激を抑えきれない。
続いて「西郷どんのテーマ」「軍師官兵衛のテーマ」を続けて送る。この辺りはNHK推しだ。
続いて東京スカパラダイスオーケストラの「氷結」CMソングでお馴染みの、「Paradice Has No Border」が演奏された。これは軽快な曲だし、こうしたイベントにはもってこいだ。
続いて映画「リメンバー・ミー」の主題歌をツカモト・マイカ陸曹が熱唱する。自衛隊マニアには堪らないところである。
締めはソフトバンクホークスの応援歌を演奏する。私はホークスは好きだが、ソフトバンクは嫌いである。だが郷に入れば郷に従えで、昨日のカープファンから、今日はホークスファンにならねばならない。
自衛隊第4音楽隊の演奏に酔い、私は駅前ストリートに引き返す。
前方では「ネクストモデルカレッジ・九州な和装隊」、後方は「Shiny☆Girl」が演舞している。どちらも若々しく、広島といい勝負だ。
それにしても見物客が多い。以前はこんなにヒトが多くなかったのだが、回を重ねるにつれここのイベントが周知されたのと、今は猫も杓子もビデオやスマホで撮影するので、私の撮影自体も困難になってきている。
それで反対側を見ると、人が左右にサラサラ動いている。あちらの方は、一方通行になっていない! これは発見だった。
「福岡ファイヤーバードバトンチーム」が登場した。真っ赤な衣装に、博多にわかの「にわか面」をかぶっているところが遊び心だ。
チームの面々はアクロバティックな演舞を披露し、私は感心するばかりである。
「福岡県警察音楽隊・博多警察署」が登場した。ここで私は、歩道の反対側に移動した。こちらなら移動が自由な分だけでも、だいぶ違う。でも、見物客の数はほとんど変わらないというか、むしろ多いくらいに感じた。結局、「隣の芝生は緑」ということだ。
「福岡市消防音楽隊」は、フラッグ隊のある女性を撮影するのが定番になっているが、今年はその女性が見当たらない。部署が変わってしまったのだろうか。私は、大きな忘れ物をした気分になった。





そしてエンディングはもちろん、「精華女子高等学校吹奏楽部&ダンス部」の登場である。同部は大会で数々の受賞歴があり、その存在感からして、今や博多どんたくに欠かせない存在である。
精華女子も、東京スカパラの「Paradice」を演奏する。2018年初夏、やはりこの曲は欠かせないのだろう。
さらに「名探偵コナン」を演奏する。なるほどこれも弦楽器での演奏が映えるところである。
締めは「風になりたい」。無職の私は、ホロッときてしまう。また沖縄に行きたくなったが、それは就職を決めてからの話だ。今年のお盆は、就職先が決まっていれば沖縄、そうでなければ自宅蟄居になるだろう。





精華女子の見事な演奏が終わった。私はとりあえず、昼食である。昨年入ったラーメン屋の前を通ったが、ややスープがくどかったので、今年はパス。
となれば、このまま博多区演舞台に行くしかない。同舞台は規模が小さいが、ここで募金をするのがルーティーンのひとつになっているのだ。昨年はトイレットペーパー2ロールをいただき大変なことになったが、記念品は期待していない。
ところがその演舞台をいつの間にか通り過ぎてしまった。
……あれ? 私は引き返す。
あれ!? なくなっている!! ホテルになってる!?
博多区演舞台は大博通りの空き地にあったのだが、そこにホテルが建っていた。ナナメ向こうには神社があったから、この位置で間違いはない。ああ、何ということだ……。
もちろん代替の演舞台は近場でやっているのだろうが、それを探すのは面倒である。私のルーティーンが、またひとつ消えてしまった。
(つづく)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2018年G.W.旅行・6 | トップ | 2018年G.W.旅行・8 »

コメントを投稿