医師と患者

医師は体のしくみや病気のこと、その治療法についてよく知っているけれども、
個々の患者さんの状態がいつも分かっているわけではないと思います

患者からすれば、主治医は自分（患者）の病気や状態のことを一番理解していると思ってしまう
しかし、主治医からすれば何十人・何百人いる患者の一人にすぎない

外来の場合、一人の患者さんの診察時間は１５分くらいだろうか…
その間に、患者さんから症状を聞いて、カルテに書いて、血液検査やレントゲンなどのデータをみたり…と、
短い時間にいろんな事を判断し対応しなければならない

また、診察時間内に前回の診察からの自分の様子を全て話せるわけではないし、話しそびれることもある
医師は前回の診察の患者さんの様子を思い出すのにも時間がかかるだろうし、
カルテをみないと思いださないこともあるだろう…

私の知り合いで左の卵巣のう腫の手術をして、その後定期的に病院に行っていましたが、
いつも左側のチェックばかりで、右側も卵巣のう腫になっていることに気づかず、
気付いた時にはかなり悪化していて即手術となってしまったそうです

せっかく定期検診を受けていたのに早期発見ができなかったことは辛いと思います

医師とて人間です。見落としが絶対ないとはいいきれません
患者側も自分の体や病気についてはある程度知っておく必要があると思います
知識がなければ疑問にも思いません
疑問に思わなければ、医師に質問することも、医師が目を凝らして再度チェックすることもありません

自分の体や病気のことを知れば、早期発見だけでなく予防にもつながると思うのです

せっかち？？

主人に
「おまえはせっかちだ～」
と言われます

私からすると
「あなたはのんびりすぎる～」
と言いたくなります

主人は今週お盆休みで仕事はありません
かといって家事をするわけでもありません
休日の家の中では（病気の）私の方がかなり動いています
私が家事をしていても、見て見ぬ振りをしてを触っています

私のことを”せっかちだ～”と言いますが、しないといけないことを早めに片付けたいのです
朝は、朝ごはんの支度、片付け、洗濯に掃除
特に洗濯は午前中にしておかないと、この季節いつ夕立がくるかわかりません
また、食事の片づけをずっとそのままにしているのは嫌なのです
これって”せっかち”なのでしょうか？
”手伝ってくれ～”と言いますが、主人の腰はかなり重たいです

健康な時、自分で簡単にできていた事が、今は主人の協力がないとできないことがあります
今回もお盆の間に郵便局と銀行と図書館に連れていってほしいとお願いしていました
自分が健康で動けるのなら半日もかからないことなのに、
主人と行動するとなぜか２日くらいかかってしまいます
（行動を開始するのが遅い…）

主人の手を煩わせたくなく効率よく済まそうとする私と、
あまり何も考えずに行動する主人…
やはり私は”せっかち”なのでしょうか？

それなら私が有効に…

定額給付金が支給されるまでは、「ばらまき」等の批判がありましたよね

お金に困っているからお金を配るなんて、なんて短絡的な考え方なんだろう…
お金に困っていない人もいるし、１万２千円では足りない人もいる
もっと有効な使い道があるのではないか？
等々、私も定額給付金の配布には納得がいきませんでした

いろんな議論があったものの、配布が実行されました
でもこれで景気が良くなるとは思いませんが…

私は無職で税金も納めていない身です
この降って湧いたようなお金をどうやって使ったらいいのか？
家計に余裕があるわけではないけど、これを生活費に使ってしまってもいいのか？
定額給付金は銀行に振り込みされましたので、そのままならば生活費となってしまい、
定額給付金をいただいたという実感が湧きません

そこで”家庭養護促進協会”に寄付することにしました

新聞の地域欄に毎週日曜日にかわいい子供達が紹介されています
私はいつしか毎週その記事を楽しみに待つようになりました
私が定額給付金を使うより何倍も有効に使っていただけると思いました

体調が悪くなかなか郵便局に行けませんでしたが、
昨日主人に連れて行ってもらい無事振込をすることができました

政府が有効な使い道を考えてくれないのなら、自分が考え行動するしかないですよね
今月末の選挙、本当に日本や国民のことを考えてくれているのかどうか見極めないと…

先週MRIの結果

昨日、診察に行ってきました

先週撮ったMRIの結果
「筋腫・子宮の大きさは前回（２月）とそれほど変わりない」
「悪性ではない」
「筋腫がいくつか変性している」
「腎臓は大丈夫」
ということでした

筋腫の変性と内臓を圧迫して肋骨や背中に痛みが出ているのだろうという医師の診断でした

私が見ても筋腫で埋め尽くされたお腹には、腸がほとんど映っていません
第一腰椎のところまで大きくなった超巨大子宮筋腫です
これだけ大きく成長させてしまったので、辛い症状がでても不思議ではありません
そんなに辛いのなら、いっそ手術してしまえば？と周りの人は言います
しかし、ある思いがあり、手術に踏み切ることができません
それならいっそどこまで筋腫と共存できるかやってみようと思います
筋腫といえども私の細胞です

病院の売店で瀬戸内寂聴さんの本を見つけ買いました。
「生きることば　あなたへ」（光文社文庫）
まだ全部読んでいませんが、落ち込んでいる私の心に響きました

本を読んで前向きになりかけたところに、「産まれました」メールが届きました
私が働いていた時の同僚ですが、私が転勤（７年前）してからほとんど連絡もなく、
３年前に年賀状で結婚を知り、それ以来音沙汰がなくいきなりこのメールがきたので、ショックでした
驚く事でもなく、大変おめでたい事なんですが、今日に届かなくても…
こうやって素直に喜べない自分が情けなく撃沈です
これも神様がくださった試練なのでしょうか？

花火大会

昨日は淀川の花火大会がありました

我が家のベランダから花火が見えます
毎年、誰かを招いて花火観賞をしていましたが、今年は私の都合で夫婦で観賞です

主人は片手に三脚を取り出して、写真を撮るのに必死です
”花火モード”では上手に撮れず、いろいろ試して“夜景モード”が一番きれいに撮れることが分かりました
シャッターチャンスを狙うよりも、適当にシャッターを押した方がいいようです

二万発の花火は迫力があり、この日ばかりはここに住んでて良かったな～と思います
６階ですので花火が高いマンションに少し隠れてしまいますが、それでもこれだけの迫力があります
最上階の１４階ならもっと綺麗にみえるんだろうな～

本当は昨年から妹夫婦が見に来ることになっていたのですが、
ここのところ私の体調がすぐれないので断りました
ずっと前から楽しみにしていたので断りづらかったのですが、
妹といえども誰かを接待できるような体の調子ではありません…
今は痛みもありますし自分のことで精一杯です
来年に持ち越しです
どうかそれまで高いビルやマンションが建ちませんように

例えば３８．５℃の熱

例えば、熱がある時
熱が上がってきて３８．５度になるのと、熱が下がってきて３８．５度になるのとでは
気持ちの持ち方が全然違うと思うのです

熱が上がって３８．５度になった時、
「この熱はどれくらいまで上がるの？」
「何の病気なの？」
「いつまでこんな状況（体辛い状態など）が続くの？」
こんな不安が頭の中をぐるぐるしますよね

私も今そんな状態です
そんな時、「看護覚え書」ナイチンゲール（著）を読み、印象に残った部分がありました

（引用開始）

友人たちの悪い癖である元気づけの言葉かけほど病人を痛めつける
ものはほかに類がない。
病人が直面している危険をわざと軽く言い立てたり、
回復の可能性を大げさに表現したりして、病人に「元気」をつけようとする。
そのような軽薄な行為は現に慎むべき

（引用終了）

思わず納得してしまった
私のことを心配して励ましてくれているのは分かるのですが、「絶対に治るから」
「死ぬ病気じゃないから大丈夫」などの言葉をかけられればかけられるほど
気分が滅入りました
逆に、言葉がなくても私を心配している気持ちが伝わってきた人もいます

病気の回復の兆しが見えれば、こんな気持ちにはならないはず…
しかし、明かに回復の兆しが見えている人（患者）のほうが少ないのではないでしょうか？

同じ３８．５度でも気持ちが全然違うということ
病気になって改めて気付かされたことです

いつもの朝が嬉しい

久しぶりに、すっきりした朝を迎えられた気分です
昨日は夜１０時過ぎに就寝しました
いつもこの時間は夕食が終わるくらいの時間です
しかし、昨日は早めの夕食だったので、主人には申し訳ないですが、
先に寝ました

深夜、何度か目が覚めましたが、肋骨やお腹周りの不快感はあったものの、
痛みはほとんどなく、”寝れた～”という感じです

起きてから痛みが少しずつ出てきましたが、鈍痛なので日中は幾分気が紛れます
ここのところ冷蔵庫の残り物でなんとかしのいでいましたが、
冷蔵庫はほぼ空になってしまったので買い物に行ってきます
少々痛みがあっても外出する気分になれるのが嬉しいです

今日は金曜日、楽しみにしているドラマがあります
楽しいことなんて考えられないくらい辛い時もありますが、
楽しみがある事はとても私を勇気づけてくれます

自分を自分で守る

「ルポ　医療事故」　出河 雅彦（著）

これまでニュースで取り上げられた大きな医療事故について、
事故の起こった経緯や裁判の経過が詳細に記されています

これから述べる私の意見に反感をもたれる方も多いと思いますが、
思ったことを書きたいと思います

２０００年、京都大学病院において人工呼吸器の加温加湿器に看護婦が誤って
エタノールを注入し、患者を死亡させるという事故がありました

亡くなられた方は本当にお気の毒ですし、ご遺族の方はやりきれない気持ちだと思います

裁判で原因究明がなされますが、これという原因ってあるのでしょうか？
本当に単純なミスで、確認不足だったと思うのです
どんなに医療事故を少なくする取り組みがなされても、ミスはゼロに近づきますが、
それでもゼロにはならないと思うのです

仕事でも家庭でもミスをしない人はいるでしょうか？
医療の現場でミスはあってはなりませんが、どんなに気を付けていても、
ミスをしてしまうことはありますし、確認を忘れたり、思い違いをすることは誰にでもあるはずです

しかし、同じように気を付けていてもミスが少ない人、多い人がいます
これは性格によるものと思われますが、ミスが多い人はそのことを常に自覚し、
人一倍確認をするなどの努力が必要です
それができないのなら医療従事者として働く事を辞めるくらいの覚悟がないといけません

この本の最後に医療事故を防ぐために患者ができることについて書かれていました
今はインターネットなどで、病院、病気、薬などの情報が簡単にできるし、
本屋でも病気について詳しく書かれた本もたくさんある
そういう情報を患者側も入手する努力が必要だと思う

医療従事者も人間であることを忘れていはいけないと思います

昨日の診察

お腹や背中の痛みがあり、夜の寝付きや朝の起床が辛く、鎮痛剤を服用することも…
特に夜はパンツのゴムが苦しく途中脱ぐこともありますし、タオルケットをお腹周りに
かけるだけでも重苦しく感じます
昨日は予約日ではありませんでしたが、病院に行きました

”変性している筋腫があるね～”
と医師は２月のMRI画像（電子カルテ）を見ながら言っている…
？？どうしてその時（２月）に言ってくれなかったの？？
先月のエコーでは明らかな変性は見られないと言っていたじゃない…

ちょっと不安に思った私は
”腎臓は大丈夫ですか？”
と尋ねると、腎臓が映っている部分の画像を見て
”大丈夫…ん？ちょっと腫れているかも…”
？？先生大丈夫ですか？？

”血液検査も問題ないでしょう。はいこれ（データのプリント）どうぞ”
？？それは先月採血したデータですよ？？
なんだか昨日は突っ込みどころ満載の診察でした

結果としては
お腹が痛いのは、筋腫が変性しているため
肋骨やみぞおちの痛みなどは、子宮が大きいため内臓を圧迫しているため
放射線科の医師のコメントも確認したいから、今日はMRIを撮って来週また来てください
ということでした

”これだけ大きな筋腫だし、辛い症状があるのなら手術も考えないとね”
ということも言われました
医師が言う手術とは”子宮全摘”という意味です

閉経までまだ２０年近くあるし…
これ以上自覚症状が強くなれば（手術は）仕方がないことだと思っています

主人に家計簿チェックの報告

不景気の影響を受け、主人の夏のボーナスは今までの５分の１に激減しました

「今年のボーナスはないものと思ってくれ」
と、あらかじめ言われていましたので、ボーナスがあっただけでも感謝です

さて、月々のお給料でぎりぎりの生活していますが、突然の出費があります
結婚１年目に車（中古）の購入で約２００万円、結婚４年目にお墓（主人の父）を建て
約１２０万円の出費がありました

主人の実家には車がないので、姑さん達がどこか行く時は主人が車を出すことがあります
（実家まで徒歩５分の距離です）
義姉さん家族を乗せたりすることもあり、ワンボックスカーを購入しました
その代り、ガソリン代はいつも姑さんが出してくれています

また、お墓は姑さんが買うと決めたので半分出させていただくことにしました

今後はデジタル対応のテレビも買わないといけませんし、結婚前から使っていた電化製品が
そろそろ壊れそうな予感…

ボーナスが激減し、節約は私一人ではもう無理だと思い、家計簿チェックの内容
（絶対毎月必要なお金、節約できるお金）を主人に伝え、１ヵ月にどれくらい使っているかを伝えました

すると、今まで休日は外食したがっていた主人が昨日は何も言いませんでしたし、
外出時のコインパーキングの時間を少し気にしている様子…
外から帰ってくると直ぐにクーラーのスイッチを入れていたのに扇風機のスイッチをいれただけ…

これはもしかして報告した効果があったのかもしれません
今まで面倒臭くて家計（節約）のことには耳も貸さなかったけど、主人にも節約意識が芽生えたのかも…

ボーナスの激減は辛いですが、しばらくは２人で頑張って節約していきたいと思います