今日もイキイキ

思うままに綴っています
ブログによって新たな自分を発見!?

残っていた!?(3)

2014-12-19 10:19:40 | 日記(~2023年)
会わない時は会わないのに、こんな時に限って会ってしまいました。

お祝いの言葉を述べると、そこからは、

奥さんのつわりがひどい
聞いて知ってはいたけど、実際につわりをそばで見ていると大変
奥さんはエコーで心臓が動くのをみて感動したそうだ
まだ父親の実感がない
でも母子手帳に自分の名前を書いた時は感動した等々

悪阻の経験もなく、子供を授かる喜びの経験ができなかった私は「おめでとう」「大変だね」「奥さんを労わってあげてね」という事くらいしか言えませんでした。

私が家路に着く途中の寒空の下、彼は子供ができたこと、親になる幸せや喜びに満ち溢れ話し続けました。


家に帰り、この日も主人に気持ちをぶつけてしまう
主人の知人の奥様は不育症で流産を繰り返し、子供を諦めたそうです。

「俺達は、流産・死産の壮絶な辛さを味わうことがなかっただけ良かったと思う…」

と言うが、私の気持ちのポイントはそこではない

これは不妊治療に限らない

どんなに望んでも、どんなに努力をしても、どうしても得られなかったものを、他人が容易く手にしているのを見ると何ともいえない気持ちになるのだ。

自分では気持ちの決着をつけたと思っていましたが、心が動揺しているのでまだまだと吹っ切れていないという事

ある人のブログに

「不妊治療を終了したとき、気持ちが吹っ切れるまでかかる平均の時間は、約3年7ヶ月だという海外のデータがあるそうだ。」

と書かれていました。

私はまだ3ヶ月しか経っていない…
出産祝いを贈る頃には10ヶ月が経っている

「一気に吹っ切れるということはないのだ、少しずつでいいじゃないか」と自分に言い聞かせる毎日です。