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諦める勇気

2012-04-13 09:56:18 | 感想
この度も京都で悲惨な事故が起こってしまいました。

厳しい言い方だと思いますが、てんかんの発作がコントロールできない人は車を運転してはいけないと思う。
車を運転する人もそうでない人も「車は走る凶器」であることを絶対に忘れていはいけない。

車が運転できなければ仕事に就けないこともあるだろう
仕事に就けないと生活はできない
しかし、仕事に就けないのと、誰かを傷つけたり殺してしまう可能性を考えると…

母と妹ははどんなに悩んだろう…
「どうしても車を運転したい!」という妹と、「絶対車には乗るな!」という母
母に内緒で免許を取得した妹(後に発覚)と毎日のように喧嘩していました
妹は小さい時に発作を起こしてからら10数年間薬を飲み続けていた。
規則正しい生活、疲れを溜めない、服薬を忘れなければ発作は起こらなかった。
暴力・非行に訴えかねない妹に対して、母は苦肉の策として「絶対一人では車の運転しない」ことを条件にした

妹が高校生になると、母は妹に手に職をつけさせようとした。
万が一、発作が起こったとしても誰かの命を脅かすことのない職
それを母は妹が小さい時からずっと考えていたのだ

できないことを嘆くだけでなく、できることを探していくしかない
親がある程度レールを敷いてあげるのも必要ではないか?

自分がやりたいこと、やってきたことを諦めるという事はかなりの勇気がいります。
仕事の幅が狭くなったり、本当のことを会社にいうと解雇されるかもしれない
生活が脅かされるかもしれない


今回の事故で計18人がはねられ、男女7人が死亡、11人が重軽傷を負った
もし、死傷者の家族の親兄弟・親族がそれぞれ5~6人いたとしたら、死亡や重軽傷を負った人だけでなく、その周りの約100人の方に大きな心の傷を残すし人生を大きく狂わせてしまう。
その想像もできない責任の重さを考えると、諦める勇気をもつことは難しくないはずだと思う