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5月読書

2010-05-28 10:50:29 | 感想
今月も図書館に行くことができず、家にある本を再読することにしました

①「自殺死体の叫び」上野 正彦(著)
②「自殺のコスト」 雨宮 処凛(著)


自殺の手段としては以下の方法が知られており、それぞれについて
①では監察医が携わった自殺事例
②では自殺手段別にかかる費用・自殺後の費用について書かれています

 クスリ
 首吊り
 飛び降り
 飛び込み
 ガス中毒
 焼身
 自傷
 入水・凍死

自殺する人は今の自分のことで精一杯で自殺後のことを考える余裕などなく、
それは想像できないくらいに追い詰められた精神状態だそうです
こうなる(正常な判断ができなくなる)前に是非これらの本を読んでほしい
自殺によって遺族は一生精神的重荷を負います
精神的な重荷だけでなく自殺による金銭的負担もかけることになります
迷惑をかけたくないからといって自殺するのは、一番迷惑をかけている事になるのです

この本を読んで改めて「生きる」ために生まれてきたのだと思いました
この不況で自殺者が増加しています
「人生を全うする」ことがこの世での一番の課題のような気がします
この課題をクリアできなければ、また来世も同じような状況に生まれるのではないでしょうか

生きていると辛い事や絶望するような事は多々あるでしょう
「人生を全うする」ということは、それらを全て乗り越えてきたということになります
それだけでも天国へ行く理由の一つになると思うのですが…


ちなみに、自殺しても死体が発見されないと保険金がおりません
死体が見つかるまで保険料を払い続けなければ、死体が見つかった時保険金がおりません

やっぱり迷惑のかからない自殺などないと思いました