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薬剤師として

2009-03-18 11:20:17 | 日記(~2023年)
「お医者さんの罪な話 患者さんの笑えぬ話」永井明著 青春出版社

お医者さんは薬のことはよく分かっていると思っていたのですが、
「実はあまりよく分かっていない」ということを著者は告白されており、妙に納得した部分がありました

確かに専門分野外については知らない薬もたくさんあると思います
薬剤師だって全ての薬を知っているわけではありません
以前、私は薬剤師として院内の循環器病棟の看護師さん達に「降圧剤」の勉強会をしたことがありました
「降圧剤」にはいろんな種類があり、その作用やその作用ゆえに現れる副作用など
病院内で採用されている医薬品を中心に話しをしました
後日、その場に同席していた医師が「医師向けにもしてほしい」と言われました
私はその直後に転勤になってしまったので、どうなったのかは分かりませんが…

病院で働いていた時にいろんな医師をみてきましたが、
薬についてとても勉強している医師もいれば、
専門分野の薬についての知識さえ乏しい医師もいてびっくりしました

薬剤師は患者さんへの薬の説明だけでなく、医師や看護師への薬の説明(詳しい薬理作用など)をすることも大切なことではないかと思います
そうすることで薬によるミスが減るかもしれません


余談ですが、熱が出て内科にかかった時に
「薬は何がいい?君、薬剤師でしょ?」
と聞かれたことがありました