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えっ?それってホント? 欲望の経済史特別篇

2018年04月09日 | 日記
 NHKBSで「欲望の経済史特別篇」を観た。
ある経済学者が語る。「人類は、イギリスで始まった産業革命で
二つの道の岐路に立った」
「働く時間を減らす道と更に利益を上げる道」
「人類は利益を上げる道を選んだ」
「結果、当時と今も働く時間はほとんど同じ」と・・・。
えっ? これってホント?
人間の欲望によって利潤追求に走った、とでも言うのだろうか。
資本の論理そのものが利潤追求という道を選んだのではないのか。
経済学者が言うことか? 素人の私でも首を傾げたくなる。
 NHKラジオでも経済コンサルタントが「働き方」について話していた。
「すぐに役に立つ」ことを求めないで、回り道も大切、と。
一般論ではその通りだが、
競争社会を生き抜く会社の中で、このことが個人の自由でできるわけがない。
即、成果を上げなければ、即刻、首か部署替え。その前に会社が倒産する。
今の日本では、いかに、早く、安く、効率的に成果を上げるかがすべて。
資本の論理は「個人の甘い考え」など容赦なく蹴散らしていく。
 どうしてこんなのんきな人が経済コンサルタントなのか?
聞いていて恥ずかしくなってしまった。
 NHKでさえこうなのだから、情報があふれている時代、
何が本当で何が誤りか、見極める目と耳と思考が求められる。

岩手山は遠くから眺めるその姿とは違って変化に富んでいる。
8合目のお花畑と湧き出る清水、火山特有のガレ場、
山頂に広がる外輪山、鬼ヶ城と呼ばれる岩稜地帯、そして神秘的な池。
8合目小屋に泊まって思う存分岩手山の魅力を堪能した。
また新緑と花の季節がやってくる。

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