地元支持者訪問 徴用工問題

　１２月３０日。今年も大詰め。風が冷たいが、空は素晴らしい青空。
地域のみなさんへのあいさつ回りに歩く。
みなさん「がんばっているね」「風邪などひかないように」
「期待しているよ」と嬉しい言葉をかけてくれる。感謝。
　その中で「韓国徴用工問題」が話題に。
「韓国は慰安婦問題も徴用工問題もしつこい」「話を蒸し返す」と韓国に不信感。
私は「国家間の解決は決着しているが、個人の請求権は日本政府も認めている」と
赤旗の記事を紹介。過去には日本の企業が損害賠償金を払っていることも。
「それでも一人認めたらきりがない」「日本の企業がつぶれる」と言う。
私は「４００兆円もの内部留保をため込んでいる大企業にとってはほんの一部」
「仮に人一人１０００万円の賠償金を払ったとして、１０人で１億」
「１万人に保障したとしても１０００億円」
「内部留保金の０，０２５％にすぎない」
「大企業がつぶれることなどありえない」
「ひどい仕打ちをしたのは事実なのだから真摯にその事実に向き合うことなしに
真の友好はないのでは」などと話す。
話はまだまだ尽きないが、「またじっくりと話し合いましょう」と笑顔で別れる。
最後は「応援しているから」とエールを送ってくれる。あり難い。
こんな感じで話し込むとなかなか次のお宅に伺うことができないのが困る。

韓国ソウル市内の公園にある３・１独立運動のレリーフ。十枚のレリーフが
事件の経過を伝えている。

師走山岳展望 忙中一時の安らぎあり

　車を走らせる。建設ラッシュのレイクタウン手前から
西の空の下に遠く山並みが見える。
その右手端のピラミッド型の山容は秩父の武甲山。
秩父セメントに山の半分を削り取られて無残な姿になっているが。
三角の山容はなかなか。
そこから左に南に山並みは連なる。奥秩父の山々から一番左端、
南側に武甲山と対をなすように三角錐の山がある。大山である。
丹沢山系の最もポピュラーな山、昔から信仰の山として栄える。
「大山詣で」は江戸時代から。武甲山から大山までおよそ６０キロの山並み。
その中央に高くそびえる富士の山が、風景に一段とアクセントを添える。
直線距離にして１２０キロ以上。確かにその存在感はここ埼玉南部からも秀逸。
師走も押し詰まった、関東平野からの遠望。忙中一時のやすらぎ。
明日は３０日、まだ、片づける仕事が残っている。もうひと踏ん張り。

これは東京都庁２５階からの展望。奥秩父の山々と富士が大きく見える。

もうあと一週間で新年！

　１２月３日から１２月議会が始まって２０日に終了。
そして、後援会餅つき会とバザーが昨日終わり、やっと一息。
と思ったら、気がつけば今年も残り一週間。ため息が出そう。
急いで議会だよりの原稿などをやり挙げなければ、
年賀状やら家の大掃除、新年の準備などに手が回らないはめに。
　買いためた本やら、調べたい問題などは気になりながらも
遅々として進まない。
明日、１日、メモった仕事を一つずつ片づけていく段取りを建てる。
さて、うまく進んでいくか？

韓国東学農民戦争の歴史を訪ねる旅で従軍慰安婦の方の話を聞く。
聴くのもつらい話。だが、歴史としっかりと向き合うことなしに
未来を語ることはできない。

地元後援会年末恒例のもちつき会とバザー

　今日は朝から地元後援会の年末恒例の「もちつき会とバザー」。
少々風が強かったが、好天に恵まれ、参加者もいっぱい。
用意した６０ｋｇのもち米は、のし餅とあんこ餅、きな粉餅にして完売。
　例年以上に多く集まった贈答品などのバザーも大好評で、１０円から１００円！
という格安で次々とお客さんの手に。
かまどの火の周りでは、もち米を蒸しながら、熱々のけんちん汁。
お酒も入って上機嫌の皆さんもいて話に花が咲く。
　消費税１０％増税反対の署名も３０筆ほど集まった。
疲れたが楽しい一日であった。

梅雨空に 「九条守れ」の 女性デモ

　県の会議が開かれた。
その席でさいたま市の議員が「九条俳句」問題で発言。
「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」の俳句を公民館便りに掲載しなかった
問題で判決が確定。さいたま市の不掲載を違法と断定。賠償金支払いを命じた。
社会活動の場としての公民館活動。市民がそれぞれの立場から自由に
意見を表明し、活動することを奨励することはあっても「政治的」などと言う理由で
活動を制限することはあってはならないのでは。
さいたま市議会で今回の判決確定をどう受け止めるのか市長に問いただしても
市長は答弁をしなかったとのこと。
香山リカさんの講演を右翼と思われる脅かしの声に会場使用を拒否した問題など
言論の自由が脅かされている。

私も一句。冬空に「九条永久に」と月冴ゆる