「新人民戦線」第一党に躍進 フランス下院選挙

　日本では、東京都知事選挙が終わり、現職の小池百合子氏が３選を果たしたが、イギリスでは労働党が圧勝し、１４年ぶりの政権交代が。そしてフランスでは左派勢力が「新人民戦線」を結成し、右派の進出を阻み、第一党に躍進。

　フランスの左派は極右の進出を阻むため、市民と労働組合の呼びかけに答え、「服従しないフランス」、社会党、共産党、緑の党の４党が「新人民戦線」を結成。さらにマクロン大統領与党の中道勢力と決選投票で候補者調整を行い、劇的な逆転勝利。

　今回の都知事選挙でも市民と野党の共闘をすすめる市民団体が、小池百合子都政を分析し、改革を求めて政策を練り上げ、同時に「都知事候補」の人選を行ってきた。日本共産党も立憲民主党もその要請を受け、都知事選を闘った。結果は当選には至らなかったが、闘いはこれから。敗北から学び次のステップへ。闘いは続く

　自民党政治にさよならをするために、野党共闘こそ勝利の方程式。都知事選挙での結果にショックを受けた立憲民主党。小池百合子支持を打ち出した連合に挨拶？　何を考えているのやら。

近所の知人のお宅の庭にひまわりの花。夏空に向かって優３メートルを超える。