こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

できることは みんなで 
 できないことは ひとりでも 声を上げて
  誰もが穏やかに暮らせる社会を

「いけや正の晴れ時々スケッチ」54号

2022年07月31日 | 日記
 「いけや正の晴れ時々スケッチ」54号を作成、配布中。
「八潮市の学校給食ビジョン」中間報告案を発表。
自校方式を求める保護者・市民の願いに応えず。一か所の公設の給食センターの建設案。
まだ案なのでパブリックコメントで多くの意見を届け、見直しを求めていきましょう。
との記事を掲載。
地元レンガ工場跡地の大規模開発、安倍元総理の国葬についての記事も。
しんぶん赤旗に折り込み、手渡しなどで配布中。


わが青春つきるとも 伊藤千代子の生涯

2022年07月31日 | 日記
 昨日、越谷中央公民館で上映された「わが青春つきるとも 伊藤千代子の生涯」
を観に行った。コロナ感染の急増もあり、検温、手指の消毒とマスクの着用、
座席の間隔を開けての上映会。それでも席は満席の盛況。
 伊藤千代子は1905年信州の生まれ。聡明で学業優秀で東京女子大学に入学。
社会科学研究会を結成組織し、マルクスなどの書物を学び、当時の労働運動、女性の地位向上の
闘いに参加。やがて若くして日本共産党に入党。その活動の最中、治安維持法違反で逮捕され
投獄。過酷な拷問にも耐え、信念を貫き獄中闘争を展開。
しかし、1929年、精神的にも身体的にも変調をきたし、十分な治療も受けられずに獄死。
 その生涯を伝える映画。
千代子が諏訪高等女学校在学中に土屋文明が校長に。
戦前戦後の日本を代表する歌人、土屋文明の教え子でもあった伊藤千代子。
文明が伊藤千代子の獄死を知って1935年に「アララギ」誌に掲載した一首。
「こころざしつつ たおれし少女よ 新しき光の中に おきて思はむ」
この歌は、戦前に謳われたものとばかり思っていたが、そうではないと
長野晃さん(新日本歌人協会全国幹事)の記事で知った。
 わずか24歳の生涯。その社会変革の熱い思いは権力によって断ち切られた。
参議院選挙での後退にひるんではいられないとの思いを強くした映画会であった。


文化的ジェノサイド 大虐殺

2022年07月29日 | 日記
 ローマ法皇がカナダの先住民の白人同化政策に対して「心からの謝罪と許しを請う」
と表明し、現地を訪問。先住民の子どもたちを親から引き離し、
教会の牧師、シスターが管理指導する寄宿学校に強制的に収容。
先住民の言語を使うことを禁じ、反抗すれば体罰などの虐待。
多くの子どもが十分な食事を与えられず、病気の治療なども放置され、
数百人が亡くなった歴史に現ローマ法皇はきちんと向き合った。。
 こうした同化政策はNHKで放映された「アンという名の女の子」のドラマでも。
先住民の女の子と友達になったアン。やがて、教育の名の下、寄宿学校へ強制的に収容された
友人を救うために奮闘するアン。「赤毛のアン」に基づくドラマ。毎回、楽しみに見ていた。
 オーストラリアでも先住民に対する過去の政府がとった同化政策を反省し、先住民の文化、権利を回復する取り組みを行っている。アメリカでも同様の取り組みが始まった。
バイデン大統領の下で初の先住民出身の女性閣僚の登場で謝罪と名誉回復の取り組みが始まった。
 翻って、日本はどうか。沖縄、かつての琉球王国、北海道のアイヌなどの北方民族、台湾先住民、
そして、朝鮮半島への侵略と徹底した同化政策。朝鮮半島で日本が行ったのは朝鮮民族の名前も、言語も、文化も奪い尽くすことだった。そうした過去の誤りを真摯に謝罪をすることをしない日本政府。
 韓国の人たちが日本を許さない感情は当たり前ではないか。
欧州ではかつての植民地支配の誤りと謝罪の取り組みが進んでいる。
日本政治の遅れは深刻。


今日の川柳「もうあかん 猛暑値上げに 音をあげる」

2022年07月27日 | 短歌 俳句 川柳
 連日の暑さが続く。
新型コロナウイルスの感染も増え続けている。
市からのメールには、市職員が次々と感染している報告が。
物価の高騰も止まらず。電気料金、ガソリン、食用油、小麦粉など。
あっという間に財布からお札が消えていく。
今日の川柳
「もうあかん 猛暑値上げに 音をあげる」

暑いが惚れ惚れするような夏空と積乱雲。