2013年の8月20日、イーダちゃんは東京高等裁判所にいってまいりました。
むろん、目的は、7.21の参議院議員選挙「不正選挙」の告発です。
ただ、僕自身、裁判なんかまったくの素人なので、どうすれば訴えられるのか、そのようなことは正直全然分かりませんでした。
誰かを訴えるためには、規範に沿った形式の「訴状」といったモノを書く必要がありまして、僕の場合でいうと、今回はネット関連で訴状ってやつの書式をなんとかにわか勉強して、ようやくの思いでやっとそれらしきモノを一夜漬けで期限ぎりぎりにでっちあげた、といったような次第なのです。
うまい訴状じゃ全然ない。
法律的に見たら、恐らく抜け穴だらけの、稚拙極まりない、不細工風味の訴状ってことになるんでせうけど。
そのへんは重々分かってる。
分かっちゃいるけど、でも、訴えないわけにはいかなかったんだよなあ---だって、「不正選挙」の告発期限、選挙1か月後の20日までだったんですから。
今回のチャンスを逃したら、ええ、もう7.21不正選挙を訴えることは、もう永遠にできなくなるわけ。
だもんで、やむなくいってきました。
信頼できる地元の友人等と、ええ、お手製の不細工訴状を片手にね。
今回の訴状の被告は、中央選挙管理会(最初は、選挙管理委員会と書いたのですが、受付の際、正式名称は中央選挙管理会というのだ、と名称を訂正させられました)の、代表者・神崎浩昭氏---。
まったく恨みも面識もない、知らないお方です。
そーとーにえらいひとなんだろうな、と思います。
まったく未知の、知りもしない赤の他人を訴えるなんて、ひとの道に外れているような苦い気持ちも一抹ばかりありました。
しかしね---今回ばかりは、ちょっと引けない…。
だって、引いたら、このニッポン、軍事国家にまっしぐらなんスから---。
もちろん、僕風情のちっぽけな半端訴訟ひとつで、日本の軍事化大行進の歯止めになるなんて思っちゃいません。
けどね、おまえたちのいうなりになるわけにはいかんのだ! という気合いと気概だけは見せとかなきゃならん、と僕は思うんですよ。
じゃなかったら、連中、たぶんやりたい放大やるんでせうから。
で、確実に連中のやりそうことを、ここでちょちょいと三つばかり列挙してみませうか。
1.TPP推進---それによるジャパニーズ農業・漁業の全面崩壊。それから、外資の参入による国民健康保険制度の解体。
2.全面的な増税---それによる景気の後退。中小企業の倒産ラッシュ。正社員になれない若者の増加。福祉の切り捨て。それによる世相の不穏。自殺者の激増。
3.憲法9条改悪---徴兵制の実施。尖閣ネタに開戦される中国との全面戦争。
そして、もちろん、これらの動向を主導しているのは、日本の本当のマイスターである、かのアメリカ合衆国であります。
2京円以上という天文学的な負債を抱えるアメリカは、例によって戦争バブルをでっちあげ、自国の負債を棚上げにしたいわけよ---イラクや朝鮮戦争の夢よもう一度っていう、なんとも都合のいい算段なんだけど。
けど、黙って指をくわえて待っていたら、このような未来は確実にやってきちゃう。
だって、政権を盗った連中が、現にそうするって公言してるんですから。
どうしてそれを疑うわけ?
そうなるに決まってるじゃん。
そして、これらの目論見を果たすために行われたのが、今回の<7.21不正選挙>だったんですから。
まあ、論より証拠ともいいますから---どれ、今回の7.21の<不正選挙>の数々のあでやかな爪痕を、まずは御覧あれ。
上の投票用紙の解説をしますと、左より香川県古河氏の期日のない違法投票用紙、
つづく2枚は大阪伊丹市のまったく折り目のない(どうやって投票箱に入れたんスかね?)とやはり年度と回数の抜けた違法投票用紙、
4枚目は北海道の某所より、開票立会人が投票時に自分で書いた目立つ投票用紙---でも、開票したとき、彼の用紙はどこ探してもなかったの---けど、残念ながら驚くのは早い---まだまだこんなのは氷山の一角なんでありまして……
圧巻は、なんといってもコレでせう、東京福生市の選管と開票立会人とのトラブルの実況録音!
www.youtube.com/watch?v=M4nnfsVpHxM
さらに福生市より強烈なの---選管と警察に投票箱の追跡を阻まれ、投票用紙の写真を消せ、とスゴまれる録音。
www.youtube.com/watch?v=pSe6Z-1vIxs
聴いてると、マトモに選挙のこと考えるの厭になるよ---マジ。
だって、いいとか悪いとかのレベル、もうとっくに超えちゃってるモン。
これは、<不正選挙>というよりは、もっと下等な暴力であり、程度の低い、ただのごり押しイカサマです。
(注:これらの情報は richardkoshimizu's blog からの引用であります)
これらの録音を聴いて、まだ今回の参議院選挙が<不正選挙>だと疑わないひとは、僕は、はっきりいっておかしいと思うんだけど。
----だって、どのマスコミもそんな記事ちっとも乗せてないじゃん…。
と、いま力なくモゴモゴつぶやいたそこの貴方、貴方のことですよー、僕がいってるのは。
そんな貴方に聴いてみたいな、一体全体どーしてマスコミなんて信じるわけ?
彼等、ショーバイなのよ。スポンサーに公告代ってエサもらって、それで喰ってるひとたちなんじゃないですか。
前の大戦のとき、大政翼賛会の一翼を担い多くの日本人を死地に誘った彼等が、今回、またしてもおんなじ悪逆行動をとろうとしてる。
そして、その際いいように騙されて、殺されたり財産を奪われたりしてさんざんな目にあったご先祖さまの子孫にあたる一般市民である我々が、またしても前回とおなじ轍を踏もうとしてる。
これ、無知と愚かさの救いようのない奈落のフーガです。
だいたい、ここまで明確な、ネット上で大騒ぎになってる<不正選挙>ネタをまったく報道しないなんて異常じゃん? と、そうお思いになりません?
以前だったら、あのー 最近、ネット上で<不正選挙>なんて非常識なバカなこといってる人たちが出現してるんですが、どうです、笑えると思いません? みたいなスタンスの、からかい的取りあげくらいはしてたんじゃないのかな。
ところが、今選挙では、そんなからかい報道すら皆目ないの。
それどころか<不正選挙>というコトバ自体が、メディアにまるっきし乗ってない。
北朝鮮や旧ソビエト国内みたいな、息苦しい報道管制が見事なまでに敷かれてる。
まるで戦争中の報道管制なみの、これって超・異常な事態じゃないですか?
この不自然極まりない、意味ありげで不気味な、メディアの恣意的な沈黙---。
なぜ?
考えうる可能性はひとつきりです---<不正選挙>が事実だから…。
× × ×
気をつけて---戦争惹起のための報道管制はもうすでにはじまっています。
いつの世も、言論の自由は戦争への大敵なのですね。
ですから、連中は、こういう場合、まずは身近なところの言葉狩りからはじめていくの。
たとえば、あの名作マンガ「はだしのゲン」の観閲制限なんか---
松江での観閲制限は、幸いにもすぐに撤回されたようですが、反戦・平和志向の藝術が制限されるというクレイジーな動きは、これからも次々と起こっててくるものと思われます。
湾岸戦争のとき、国内でジョン・レノンの「イマジン」を放送禁止にした、あの米国のブッシュ政権の手口を忘れちゃなりません。
あれですよ、アレ---連中の嗜好は。
イエスを迫害したローマみたいなもん。
僕は思うんですけど、「Imagine」を否定する体制なんて、いついかなる場合もアクマの手先ですよ、まちがいなく。
「はだしのゲン」を否定する体制もご同様---戦争で儲けたいアクマ、ユダヤ・ショッカーの一味です。
貴方だって本当のところは分かって、薄々「感じて」いるでせう? これ、叩かないでどうするのよ。
これに黙ってて、なにがラヴ&ピースよ! 天国のジョン・レノンに笑われちゃうよ。
というわけで、イーダちゃんは、リチャード・コシミズ氏の提唱された、今回の<全国同時多発不正選挙訴訟>に参加する決意をしたのでありました…。
× × ×
えー、これからは、ちょっといじましい私記になります。
8月20日、霞ヶ関の東京高裁に赴いたイーダちゃん一派は、思いもかけぬご縁で、参院選に立候補された、あの犬丸かつこさんとご一緒することができました。
もちろん、先生と僕等では別件でして---不正選挙関連であることはおなじなのですが---けれども、先生の存在は、いろんな意味で励みになりました。
まず、こういった訴訟のベテランであり、とても詳しい知識と行動力の持ち主である、といった点。
あと、先生が意外な方向音痴で、地下鉄を乗りまちがえて、綾瀬まで行ってから霞ヶ関にきたので、だいぶご遅刻されてきた点なんかも、どうしたわけか僕的にはとても励みになりました。
さらに先生がケアマネの資格もってらっしゃる点なんかも僕はいままで知らなくて、同業の僕にはこの情報、とても嬉しかったなあ。
さらにさらに、訴状の提出に住民票を添えるようにいわれたときの先生の高裁職員への一喝、
----なんで? 東京以外で住民票の提出が求められるとこなんてほかにあれへんよ。総務省にも問いあわせたけど、住民票は必要ないいわれたよ。なのに、誰が、なんの権限でもって、そんなこというの? あなた、名前は? 名刺、ちょうだい!
あれには、チョー痺れた…。
× × ×
そうして、イーダちゃんの訴状は、無事、高裁に受理されたのでした。
訴状の内容とか事件番号とかもできたら晒したいのですが、裁判の際不利になるので、あいにくのこと、ここでそれをやるわけにはいきません。
かかった費用は、訴状提出の際の印紙代1万3000円に切手代8080円---計2万1080円なり。
(注:今日、高裁第20民事部から手紙がきまして、追加の1万3000円を請求してきました。ですから、2万1080円は修正、計3万4080円ということになります。悔しいから事件番号をバラしちゃおう。第101号です。最愛のベートーベンの28番、ドロテア・チェチリア・ソナタの作品番号としっかり一緒、うむ、幸先よし、です)
仕事のあいまに訴状書いたり情報公開いったりなんたらで超・忙しい地獄の夏でしたが、いざ、それが終わってみると、なんだか気持ちがいつになくいいんです。
胸のあたりに、一種いいがたい清涼感がストンとあるの。
この日、帰りに寄った地元のカフェでのアイスコーヒーと煙草の一服が、ええ、天国のようにうまかった。
それまでは持病の腰痛を意識しながら電車乗ったりしてたんですが、帰宅してみると、それもない。
痛み、綺麗に飛んじゃってたのよ、マジな話。
やっぱり、ニンゲン、正しいと思うモノのために生きなきゃいかんのだなあ、と、なんか痛感しました。
翌日、リチャードさんのブログを覗くと、東京高裁で扱う<不正選挙>関連の訴訟が100件をこえたとか。
関東区だけでこれですもん、全国規模じゃ当然こんな数じゃ済まないでせう。
これは、ちょっと涙ぐむほど嬉しかったですねえ。
まあ訴訟の超・諸端でこんなに嬉しがってちゃいかんのでせうが、ま、どうせこれから忙しく大変になることは分かりきってるんで、いまのうちにちょっとだけ嬉しがっておきませうか。
さあ、マスコミ関係の皆さん、歴史初のこの「全国同時多発不正選挙訴訟」、今度はどうやって報道封鎖するのかな?
完無視? 嘲り? それとも新手のミスリード作戦に紡ぐおつもり?
どれも難しいと思うよ---多くの訴訟が棄却される可能性はそーとーに高いとは思うけど(それは、犬丸先生もいってられた)、これだけの数の訴訟の事実を完璧に一般大衆から遮蔽しきるのは、今回はむりなんじゃないかなあ。
そのようなことを考えるともなく考えながら、アパートのベランダに頬杖をついてゆっくりと煙草をくゆらし、ぼんやりと未来にむけ心のチャンネルをあわせてみる、夏の終わりの宵の浮き雲イーダちゃんなのでありました---。
----fin.
高裁の隣り、霞ヶ関1-1-1の法務省赤れんが棟を見学して帰りましたとさ。