人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

大内邸の「母の膳」①

2008年07月10日 | Weblog
先日は、福岡県立花町にある旧大内邸 に行ってきました。

大内家はかつて政治と教育に力を尽くした大内暢三の生家で、
明治初期に立てられた立派な建物でした。

しかし、時代の中で屋敷は痛みがすすみ、廃屋同様になっていました。

それを何とか保存しようと、地元の方が立ち上がり、平成12年に
立花町の町有形文化財として保存が決まり、一年にわたる修復工事
の後、大内邸は「旧大内邸」として蘇りました。



この「旧大内邸」を保存し、利活用し続けているのが、
旧大内邸保存会  であり、その中心人物が田中真木さんです。

田中さん達は、家を単なる資料館として保存するのではなく、
人の生活感が、民家を蘇らせるとして、地元主婦を集めて、
郷土食のもてなしをされています。

今回の訪問目的はその、料理 母の膳 です。

「土産土法」 畠の野菜をそのままに、旬を生かしきる知恵は、
主婦の知恵の結晶です。

伝えていきたい家庭料理です。
実家の母が作ってくれた「母の膳」です。

下は、6月の料理。
この季節、梅と竹の子をふんだんに使っています。
十数品すべてが、野菜料理です。



豆料理と大根、彩り含めて、申し分なしです


ざる豆腐は出来立てで、あたたかくてほんとおいしいです


続く