人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

知りたい!2007年以降、団塊の世代はどこに行く??

2006年05月11日 | Weblog
10日は、長崎県の「UIターン田舎暮らしPR戦略委員会」に出席していました。
最近紙面を踊る2007年以降、団塊世代マーケット700万人入るそうです。
この方達が来年度以降、時間とお金をもてあまし、さまざまな消費行動にでると、旅行、不動産、余暇、教育等さまざまな分野がマーケットとして狙っています。
さて、長崎県でも、この団塊世代は、「田舎暮らし、自然環境下での悠々自適生活、プチ農業など」で都会から地方への生活回帰が見込めると予測・期待しています。
現に、北海道では団塊世代移住体験ツアーが盛んに行われています。
果たして、地方回帰は起こるのか、逆に郊外から都心へのマンション生活など都心回帰になるのでしょうか。
皆さん60歳以降になると、どんな所で生活してみたいですか?
どんな旅行してみたいですか?

私見ですが、団塊世代という一くくりのマーケットは存在しないような気がします。
個々人や夫婦の目的志向性にあった、ライフスタイルを選択するでしょうから。
メディアはブームを作りたがりますが、実際の地方回帰の流れは多くないのでは、、。
当面60歳以降の男性も、「第2、第3の就業=働くこと」の場を求める方が多いでしょう。ただ、地域コミュニティや活動に気薄な方は、積極的に参加しないと自分の居場所に困るでしょうね。女性は、すでに居場所がありますから。

これから、この委員会では地方への田舎暮らしを促進していきますので、随時報告しますが、
最終的には、人が訪れたくなる、住みたくなる動機付け=受入れ地域の顔の見える人との接点が、大きな要素になるのではないかと思います。