みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

経営側には真面目当然

2015年12月28日 | 職場に外国人が
今年は仕事で苦しい局面が続きながらも、仕事納めの時期となりま
した。

非正規雇用の割合は以前よりもむしろ高まり、
非正社員でも補助的な業務に限らず、一般職並みの業務を担わされ
るようにもなってきています。
残業や休出があればそれに応えるのも当然のようになってきていま
す。
人柄稼動能力(職務遂行能力)に対する企業側の要求水準も上が
ってきています。

人によって
脳の働き(脳機能)に個人差があり、それが思考や動作に
表れて、動きが遅い人や不器用な人や内向的な人やコミュニケーション能力
が低い人も出てきます。
動きが遅い人といっても丁寧に確実にやる人がそう見えるだけなの
かも知れませんが、人件費を抑えて利益を確保するという方針の企
業では都合が悪いようです。

「仕事はつらいに決まっている。
 我慢することが一番大事だ。
 一生懸命働いているうちに、その会社の上司に評価されて、
 少しずつ出世していくもんだろう。」

と思われるかたもいるかも知れませんが、それは違います。
一生懸命/真面目に働くのは経営側にしてみれば当たり前です。

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わたしは職場にネジが落ちていればなるべく拾って、後で種類別に
分けて戻すために小箱に入れておくのですが、仕事納めも近づいた
ので種類別に分けようとしたら、小箱が無くて外国人がその小箱の
ネジを種類別に分けていました。
今年は外国人労働者に思い知らされた1年でもありました。

★日本人は教えられたこと指示されたことをやるのが一般的ですが、
 外国人はそれ以外のことでも聞いてきます。
 見て覚えてもいるようです。
★アフリカ系外国人はパワーで活躍という面もあるのですが、
 アジア系外国人は総じて勤勉です。
 日本人なら待機しているような場面でもゴミ拾いをしたり他の人
 の作業を手伝ったりしています。
★日本人には自己責任と言う個人主義の人もいますが
 外国人は仲間意識が強いようで仕事を教え合ったり協力し合った
 りしています。

ということでわたしがやっていることを、
いつの間にか周囲の外国人達が出来るようになっているのです。

時給制なのだから他の人の仕事までやっても稼ぎは増えないし、
間接雇用(派遣社員)なのだから一生懸命やったからって昇給するわ
けではないので、わたしとしては戸惑いも感じます。
もっとも手持ちぶさたにしているところを経営側にボーっとしてい
るととられて人が余っているとみられれば、派遣切り・雇い止めと
いった雇用調整(人員削減)につながりかねないのですが。

引きこもり・NEETやSNEPなどの無業は無理もない(むしろまとも)と
思えるような、
問題を抱えている人が要求水準が上がっている仕事
をこなすのは難しい
と痛感させられた厳しい年でした。

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●茨城県の外国人労働者については
産経新聞[→]
●栃木県の外国人については
下野新聞[→]
●群馬県の外国人労働者については
週刊東洋経済[→]
でも取り上げられています。

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