みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

代わりの働き手外国人

2015年12月13日 | 職場に外国人が
忘年会の時期はボーナスの時期でもあって
わたしの職場でもボーナスが支給されました。
ですが、
非正社員・間接雇用・外国人の活用が企業の経営努力
なのでその結果わたしには支給されません。

わたしは前の職場で‘黙々と仕事をこなしている’ことを
正社員の人に評価されましたが、それが個人の努力として報われ
ることがない、とも考えられます。

黙々と仕事をこなしているということは
 ↓
あまり話さないで仕事が出来る
 ↓
あまり日本語が話せない外国人でも仕事が出来る

という発想も経営側(経営者)はするのです。

年越し派遣村

「リーマンショック後の年末年始に開設された年越し派遣村」


2008年に起こったリーマンショック後に行われた雇い止めや派遣切
りなどの人員削減(雇用調整)で、日本人を祖先に持つ日系人の多く
が生まれ育った国に帰国しました。
その後の東日本大震災を経て円安で景気が回復した近年、
日系人を派遣していた派遣会社は外国人を派遣するようになりまし
た。
一方、円高で製造拠点を外国に移していたメーカーは
外国人も使い慣れてきています。

コミュニケーション能力が低い人は
発達障害の診断を受けてみてもいいのですが、そうしなくとも
ライフスキルという形で必要最小限の会話を行って生きていく
ということも出来ます。
ですが
外国人もその程度の日本語は習得出来るのです
(実習生や研修生にはその機会もあります)。
そして外国人に対応して
職場でも手順書(マニュアル)ではなく手本で作業方法を指示するよ
うになっています。
そうしたこともあって
工場のライン作業は
「誰にでも出来る単調な単純作業」ではなく
力のある黒人男性が

「ビャッ」(ドライバーでネジを締める)
 ↓
「バン」(日本人ならコンコンと部品をはめる)
 ↓
「ビャッ」(ドライバーでネジを締める)
 ↓
「ビャッ」(ドライバーでネジを締める)
 ↓
「ビャビャッ」(ドライバーでネジを締める)
 ↓
「くるっ」(片手で製品の向きを変える)
 ↓
「ビャッ」(ドライバーでネジを締める)
と1台につきいくつもの作業行っているのです
(約20秒で6本のネジを締めている外国人も)。

工場のライン作業ですら
「動きの鈍い人や不器用な人は出来ない」
ようになってきているのです
(力の無い人はリミッターがかかってドライバーに締め出されます)。

畑に並ぶレタス・キャベツ・白菜

「畑に並ぶ野菜」(茨城県結城市)

 東京ではレタスやキャベツや白菜はお店で見かけることが多いよ
 うですが、茨城では畑にも並んでいます。
 白菜は冬のあいだの保存として畑に植えたままにしておくことも
 あります。


北関東でも農場や水産加工場や工場などで外国人の活用が進んでき
ています。
12月9日の読売新聞の茨城版には「外国人37人一斉摘発」という
見出しで農場で働いていた茨城県鉾田市・行方市・鹿嶋市の
超過滞在(9日!?~22年!?)の外国人が取り上げられています。

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