みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

生活出来なければ貧困

2014年11月20日 | 雇用・仕事・生活費
田舎では都会よりも安く暮らせそうに思われていますが、果たして
そうでしょうか?。
雑誌「週刊新潮」にも田舎暮らしについての記事があって、それを
読むとどうもそうでもなさそうです。

北関東でも一戸建てにクルマが何台もあって、
家族でロードサイドのイオンとかに買い物に行くライフスタイルが
一般化していて、そのようなライフスタイルにはなかなかお金がか
かります。
付き合いや世間体が軽視出来ない村社会の地域では、普通から外れ
たライフスタイルは送りづらいものです

(住民がうわさ話をするスローな時間が田舎にはあります)


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日本は‘豊かな国’だといわれていますが、
わたしは
日本は‘豊かな人がいる国’だと考えています。
それはすべての人に収入を保証しているわけではないからです。
むしろ日本は豊かだという固定観念があるがために、
貧しい人の存在が見えず、
見えたとしてもアフリカの人に対するような
“同情や援助”ではな
“侮蔑や排除”につながりがちなのです。

食料や燃料を輸入に頼り財政赤字も積み上がっている日本は
国際的信用を失えば豊かどころではないのですが、
それを置いても日本には今でも貧困が存在します。
経済的な問題以外の問題を既に抱えていて仕事に影響が出れば
経済的な問題にもつながります。
衣食住もまかなえなければ…日本では…
食べ物を万引き→刑務所へ
という展開もありますし、
家賃の滞納で住居を失えば→住民登録が抹消されて→
そうなると人物のほうは所在不明として
野垂れ死んで発見された遺体のほうは身元不明として
処理されかねません
(貧困は見えない)

日本は資本主義と貨幣経済の国なので、
何をするにもお金がかかります
電話だってお金が無ければつながりません。
無料のものもたいていは他者が負担しています。

子どもの世界でも…妖怪ウォッチを始めとして
遊ぶのにもお金がかかります。
経済的に恵まれない家庭の子どもで
もし遊べないでかろうじて勉強だけして大人になると
これもあれもそれも…仕事しか出来なくなってしまうかも知れませ

(そもそも生まれてこれなければ─これが少子化として表れます)
経済的に普通の家庭の子どもは普通のことが出来ます。
余裕がある家庭でいろいろ出来るならば大人になってからの幅が広
がります。

普通の人が何気なく自然に出来ることが、経済的な理由で出来なく
なってハンディを抱えてしまうということで子どもの貧困は良くな
いのです。



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