1、「千歳市美々4遺跡」82
「キウス4遺跡」と「美々遺跡」の土器は互いに同じような形や模様に思えます。
住んでいる環境が同じく似ているといえます。千歳川の恩恵をうけながら生活していたのでしょう。
2、土器の解明
・ボタンを「住居」と設定していましたが、あまりにも数が多いので異様に感じていました。
・土器の器形が「ツボ型(母胎)」に気が付き「住居」でなくて「墓」だと仮定しました。
・「キウス周堤墓」が頭に浮かんで周堤墓を思い浮かべながら土器を眺めてみたのです。
・周堤墓は円状に土塁を積んで高くしています。この土器は、少しくぼんだ所は削ってか無地になっています。
・口縁部は遠くの山と解釈していましたが、周堤墓の盛り土の様子を表していると思いました。課題でもあります。
・「ボタン」状は「墓」として仮定していこうと思います。
・三つの土器を「周提墓」に当てはまるか確かめました。
・土器の模様の読み取りができていませんが、(82)の土器には、周堤墓がいくつも描かれているようです。
3、思うこと
・ボタン状で、中に穴があるのが「住居」で穴が埋まっているのが「墓」と仮定しておきます。
・「墓」と「住居」は確かめる必要があります。
・ドーナツ状の周堤墓を土器の胴面に、いくつも表現することに苦労しているように感じます。
・周堤墓が土器に模されているのは驚きに値する。凹面は墓域と思われる。課題である。
縄文楽 浄山
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