じっくり学ぼう
子路聞くこと有て、
未(いま)だ之を行うこと能(あた)わざれば、
唯(た)だ聞く有らんことを恐(おそ)る。
公冶長第五―14
安岡定子先生
子路は孔子先生から学び、それをまだ
実行できないうちは、さらに新しい
教えを聞くことを恐れた。
彼はそのような人物だった。
孔子先生の最古参の弟子・子路は「論語」に
何度も登場します。
先生のボディガードをしていた彼は、もともと
学問は苦手でした。
しかしその剛毅で実直な性格を孔子先生は
こよなく愛していました。
孔子先生に出会わなければ、彼の人生はこんなにも
豊かに花開かなかったでしょう。
(ポカポカ地蔵)
縁は大切ですね
子路は学問が苦手とはいっても、政治家として
その決断力・実行力を見事に発揮しました。
まずひとつのことを聞いたら、それを忠実に
実行しようと努力した。
・・・
ひとつのことができないうちは、次の教えを聞かなかった。
・・・
ひとつのことにじっくりと取り組む信念と、
心の余裕を持ちたいと思わせる章句です。
(ポカポカ地蔵)
いいですね~
これは私向きな言葉です。
一つ一つを大切に
一つ一つをじっくりと
あせらず
ゆっくり
一歩づつ
かたつむり
ゆっくり登れ
富士の山