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てのひらに太陽を

生涯、元気ハツラツOld Boy’s
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そんな気持ちのブログ

「子や孫に読み聞かせたい論語」7

2012年01月17日 05時24分09秒 | Weblog

  誠実さと思いやり

  子曰わく、「参(しん)や、吾(わ)が道は
        一(いつ)以って之を貫く」
  曾子(そうし)曰く、「唯(い)」
  子出(い)ず。門人問いて曰く、「何の謂いぞや」
  曾子(そうし)曰く、「夫子の道は忠恕のみ」
                里仁第四―15

  安岡定子先生
  孔子先生はおっしゃった。
  「参よ、私の道は一筋の道で貫かれているのだ」
  すると曾子は「はい」と答えた。
  
  孔子先生が出て行かれると、弟子が質問した。
  「今のはどういう意味ですか」

  曾子が答えた。
  「孔子先生の道はいつも一貫していて、忠恕
   つまり誠実さと思いやりだけなのだ。」

  (ポカポカ地蔵)
   先生と弟子の以心伝心の会話が素晴らしい
   「はい」と答えて、弟子たちには「忠恕のみ」の一言。
   曾子という人に惚れ惚れするね。

   曾子は孔子先生と46歳も年の離れた若い弟子です。
   とても真面目で優秀。先生の思想を忠実に後輩たちに
   伝えた人です。と書いてある。

   よほど真剣でなければ、先生の考えを一言で言えることはできない。

   安岡定子先生は、いつもどんな場面でも、思いやりが
   大切であると言い続け、それを実践してきた孔子先生の姿に
   強い信念を感じます。と書かれている。

   先生の姿をみて、それを全身で受け取る弟子の姿に感心