この言葉を今も大切にする元巨人の西本聖投手の手記があった
内角をえぐるシュートの持ち球の西本が、2者連続デッドボール
そして3人目の衣笠に内角攻めで、左肩に当てデッドボール
ダックアウトからカープの選手が出てきて乱闘になったが
西本のお兄さんがカープのドラフトで入っていたせいか
キャッチャーへカープの選手が矛を向け乱闘の中
西本が倒れてる衣笠に駆け寄り「すみません」と言ったら
「ここは危険だから、早くダックアウトに戻れ」と言われたそうだ
そして、骨折の報を聞いて衣笠の自宅に電話
次の日は出てこれないと思ったが、代打で出てきたのには驚いたという
投げるピッチャーは江川、全力で投げないと申し訳ないと思って
ぜんぶ「直球」勝負、そして衣笠は「豪快」なフルスイングで三振
「1球目はファンのために、二球目は自分のために、3球目は西本君のために」
この言葉はその時に生まれた
西本は、今もこの言葉を大切にしていると書いていた
連続出場の2632、大リーガーのリプケンの手記があった
「本当に悲しい。素晴らしい男で、彼を友人と呼べることは誇りだった。
彼に対する尊敬の念は非常に大きい」
お通夜の時の写真がある、その中に江夏豊の姿が痛々しい
昨日はこんな本を買った
「昭和プロ野球の裏側」衣笠と江夏の対談の本
今日からこの本を読もう~
また涙が出るかね・・・
カープは11-5で2連勝
衣笠さんへの気持ちを込めた集団になっているような気がする