いま「法華経を語る」という本を読んでいる
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この本は浅草の浅草寺貫主 清水谷恭順という方が書かれている。
明治16年の頃、東京の輪島聞声という尼さんの話
日本を立派にするには、夫人を仏教信仰に入らしめ
それによって家庭を浄化する、それには女学校を建てて
婦人教育を興そうと誓願をたて、梵網菩薩戒経一巻と
普賢行願品一巻を血写された(血で写経し、浅草寺へ奉納し
今も現存している)血は少しずつ出さないと固まって書けなくなるので
指の先から少しずつ滴らせては書くのだという
長い年月をかけて書かれ、そのお経を表装して表紙の上の
上表紙は自分の腕の皮膚をその形にはいで張り付け
金箔をおき、上書して浅草寺へ納め、浅草寺観音堂へ千日参りの
願をかけ、毎朝雨が降ろうと雪が降ろうと1日も欠かさず日参して
明治25年に創立したのが、ただいまの淑徳高等学校である
私はこれを読んで読むうちに感動が込み上げ
こんな人がいたのかと心打たれた
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一念、誓願、信心、誠心
こんな人がいたのかと思うとただ頭が下がるばかりだ
それにしても感動を超えたものが私に語りかけられた
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