さあ～出発の朝が来た
結婚式かあ～
まだ実感が湧かないがね
どんな雰囲気なんじゃろ
山口の両親のことを思い
乗っている時間を考えて飛行機で行く
広島の飛行機に乗るのは何十年ぶりかな
元の飛行場は広島市内にあったので
よく利用していたが、今は広島市内から
約一時間もバスで行くので面倒くさく
私は新幹線を利用していた
これも結婚式ならではと言うことか
１０時に家を出たらあとは奥さん任せ
何が起きるやら、大人しくすることだけを
肝に銘じよう
この前宮島のお大師さんのところで
おみくじを引いたら「大吉」
結婚大吉という言葉があった
お大師さんも祝福されているよ！
横浜で結婚式だから明日の朝は早く起きて
川崎大師に行って拝んでこようかとも思っている
そうか～またまたお大師さんが登場する
お大師様とご縁があるねえ～
まあ、この案も奥さんの承認次第じゃが
横浜～川崎だから時間はかからないと思うが
どうなるじゃろ
春も芽吹き明るい門出
奥さんはまだ寝ているようだが
私は部屋の中でウロウロしているが
女性はこんな時デンとしているものだと感心する
さてそろそろ旅行バックを取出し
準備をするかな
本当に春らしくなった～～
朝日の中を歩いていると鶯がきれいな声で
「おはよう～」と鳴いているようだ
菜の花が咲いていた
一面に一杯咲く菜の花も見てみたいが
この菜の花たちも可愛いねえ～
気温が上がったせいか
大きく葉を広げている
細いちっちゃな木に花いっぱい
天まで届け！
朝日に輝く川面
春はいいねえ～
身も心もぽかぽか気分
風が吹くと少し寒いが昨日は
ぽかぽか日和で足弾む一日
あの比叡のお坊様の影響で
般若心経を行き返りの道で読むことにしたが・・・
途中、途中で行き詰まり
なかなかすらすらと前に進まない
これを一日1000回も唱えるなんて！
実際にやってみると驚くばかりだが
あの時のすごい迫力は、いまだに鮮明に残っている
訥訥だが継続してやってみよう～
さて、娘の結婚式が近づいてきた
当日３１日は曇りのち雨
晴れてくれればいいがと
毎日天気予報を見ては夕食の度に
奥さんと会話する毎日
そうそう～昨日の帰りに団地の坂を
登り切った時空を見上げると
お星さま２つの真ん中に三日月が！
新聞を見ると金星と三日月と木星が
縦に一直線に並んだ珍しいことだったそうだ
いいものを見たものだと感心
あのとき空を見上げた瞬間の驚きと言うか
どう表現したらいいか分からないが
大きな宇宙の息吹のような大きな絵画を
見ているような澄んだ気持ちが充満した
昨日の帰りにまた空を見上げたが
もうお月様は移動していた
ラッキーじゃったね
歩いていると自然からいろいろなご褒美がある
これからはいろいろな春に出会えるかも
お坊様が来られるというので
その喫茶店でしばらく待っていたが
諦めて店を出ると向こうから
黒染めの法衣を着た異相の雰囲気
多分あの方だ！と思い近寄り
声をかけるとやはりそうだった
また店に戻り、お話をさせてもらった
比叡山のお坊様だそうだ
まるで比叡の山奥からニョキッと出てきた風貌
無駄をすべて削ぎ取ったようなお顔
いい顔をされている
その方によると、宮島には不思議な力があるそうだ
その方は今本を書かれているとかで
筆が止まり困っていたら宮島に行けと言うお告げがあって
宮島に来たというお話だったと思う
なんでも１日、１０００回般若心経を唱えることもあるそうだ
足元を見ると野山を歩くような大きな草履？！
荒行をやっている雰囲気が漂う
私が今から読もうとしている本があったので
「理趣経」を出したら、このお経は特別なものです
なんだかこの本を読む前にいいことを聞いたような気がして
気持ちが崇高な本へ向かう、そんな気持ちになった
待ち合わせている人が来られたので名刺を渡して別れた
２日経った今でもあのお坊様がおられるような気がする
もう１軒の喫茶店があるのでそこに寄った
いつも１月の広島男子駅伝でお世話になっているところだ
ここでは曹洞宗の禅のお坊様に会った
なんだかここ最近よくお坊様に会う
京都の大徳寺のお坊様、茅ケ崎の明典さん、そして
今回の比叡のお坊様、曹洞宗のお坊様
総じていうと、みなさんユッタリしたところがある
我々と違い、毎日お経を読んだり修業をされているから
そういう雰囲気が漂うのだろうねえ
私の目の前には思いもしないものが
現れ始めたような気がする
ワクワクウキウキ
昨日は天気も良く宮島へと思ったが～
奥さんからパート先の宣伝ビラを各家庭の
郵便受けに１００枚入れるように頼まれて
町内の郵便受けに入れる作業をした
やってみると、各家庭の郵便受けは様々で
入れやすいもの・入れにくいもの
どこに郵便受けがあるのか探す家など
やってみると色々で、新体験の朝だった～
定子さんからメールが来た
そうか！昨日は今日との大徳寺でこども論語塾の日
頑張ってとメールを返した
やっとのことで宮島へ
清盛効果だろうね～
観光客が多いが、外人が少なくなった感あり
宮島では「お雛様」が色々なところで飾ってあった
これらのお雛様は「大聖院」にあった
とても品格があるなあ～
大聖院に上がるのは初めて
テレビで大聖院に宮島の回廊にあった
阿弥陀様が明治時代の政策で神様と仏様を離すということで
ここに移されたそうだ
清盛時代のもので、初めて見た
大聖院の地下に観音様のお部屋がある
中に入ると漆黒の闇の世界
真っ暗で自分がどこにいるのかさっぱり分からない
まったくの暗闇の中で明かりが見えると
観音様のお姿、感動したねえ
何人の観音様だったか覚えていないが
何十年も宮島に行ってきたが初めての体験だった
いまでも神々しさが私の心に残っている
いい体験をしたなあ～
いつも行く喫茶店に行くと
世界でも有名なカメラマンに出会った
とてもきれいな目をされている方
瀬戸田のレモンの新商品を開発されているという
いろいろアイデアを出しながら
ほかのお客さんも加わりワイワイと団欒
その話が本当になればうれしいねえ～
店を出ると見るからに異相のお坊様と出会った
このお坊様はいま私がいた喫茶店に行くという
またその店に戻り、お坊様と会話
比叡のお坊様だそうだ
時間が来たのでこの話は明日！