茶事明けの一昨日・昨日と自宅稽古、昨日は朝だけでしたので、
午後から茶事の片付けを始めるも中途半端なまま、夕方に
突然呑み出した相方から今日は何の日と・・・
もう茶事で頭がいっぱいでした。ルビー婚だったのですね。
近くの寿司屋さんやフレンチに電話するも満席ですって、
二人で茶事の残り物とワンコインワインで乾杯!!。
先日の卯月穀雨の茶飯釜「寧楽の春」茶事のお話を。
九時前にしっかり水を打ちお客様を迎える準備をしたのですが、
二十日は穀雨なのに夏日となった良いお天気の一日で、30分前
もう一度打ち水を誰か?・・・閑な人は相方だけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/4a/2b8c3809e63198ec2482b9f06fda9424_s.jpg)
忙しく炉の準備、炭を熾し火入れに入れ、下火と炉に
そして濡れ釜を掛け終わると、程なくお出でになり、
いやがうえにも水屋に緊張感が漂いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/05/a5/7d775683796a7120f3775f80f2f4c670_s.jpg)
寄付待合へと案内し、皆様が揃われれば汲み出しを・・・
席入りで腰掛待合に腰かけられると、いよいよ迎付けに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/68/b9dcf3e6c1bb0dec8de87c1f135fd3b3_s.jpg)
蹲踞を使われ、身も心も浄め席入りをされますと、
挨拶の後、初炭点前に。私も緊張しておりました。
初炭が終わり、洗い米を釜に、さらさらさらと心地の良い音が。
緊張感のある静かな部屋に響き渡ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/bd/54113efe5867f57685cb85b884c72048_s.jpg)
火吹竹にて吹き、皆様にもお願いして助けていただきますと
吹く度に火の子が散り、炭が赤く光り楽しい茶飯釜に。
香合の拝見をしていただく間中も・・・炭が勢いよく熾ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/27/b5/4c5bfab07f870a28413ca34c83ceebab_s.jpg)
膳を出し、向付にて一献は無上盃(むしょうはい‣奈良豊澤酒造)
ほろ酔い加減で、さらに話に花が・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/f6/b3f067fd7021f64ba1da2379b486f7be_s.jpg)
昨年はご飯が炊けるまで俳句等を所望したのですが・・・、
久しぶりに先生を囲んで、お好きな御酒も頂いてくだされば
話に花が咲き、炊きあがるまでの時間も足りないぐらいに?
と考え、本来は後の小吸いを先に、更に二献目と八寸を一緒に
お出しし、小吸いの蓋に八寸を取り置いていただきました。
なお二献目は先の無上盃と甘酒(ノンアルコール)になります。
顔を赤らめられてのお話が続きました。
煮物椀を出すと、そのうち釜から湯気が立ち上り、
ご飯の香りが広間に満ちはじめ、皆様が焦げた香に気付けば、
釜をおろし、汁を掛けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/ae/78c7388a764b94ad19da40f73542a2fb_s.jpg)
この炊き立てのご飯を盛り、小さな盆の上に置くと、
良い炊き具合です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/a2/9d3f6cc0e3c5f39527543558af7e4397_s.jpg)
出来上がりのご飯は正客を待つことなく、手送りでお詰め様へ、
直ぐに味わって頂き、美味しいとの声の嬉しいこと!
汁は取り出すと、正客から順に廻し、
さらに炉に炊き合わせの預鉢を掛けました。
直ぐに三献目、繁桝(中汲み純米大吟醸、福岡)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/43/de1b1e2c03ef7991a5caade776b89915_s.jpg)
次は焼物は桜鯛で、一尾お見せしすると、たいそうなお喜び
皆様には目の前で取分けさせて頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3c/e4/1e4f510a04e870e8564299cfcbacf142_s.jpg)
飯器にご飯を移し、前回は空いた釜を水屋で洗いましたが、
こびりついたご飯が取れにくく苦労しましたため、もう一つ釜を
用意しました。この窯に水を入れた「ヌレ釜」を組釜敷に仮置き
し、炊き合わせの鍋を炉から取り、このヌレ釜を掛けました。
和え物をお出し、亭主相伴と。
話が弾んで時間が伸びておりますが・・・仕方ないでしょう。
湯斗と香の物を
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/bc/284cb713eb38d9060b6889827c358e34_s.jpg)
膳を引き、最後に菓子をお出しして
中立になりました。(後座に続く)
午後から茶事の片付けを始めるも中途半端なまま、夕方に
突然呑み出した相方から今日は何の日と・・・
もう茶事で頭がいっぱいでした。ルビー婚だったのですね。
近くの寿司屋さんやフレンチに電話するも満席ですって、
二人で茶事の残り物とワンコインワインで乾杯!!。
先日の卯月穀雨の茶飯釜「寧楽の春」茶事のお話を。
九時前にしっかり水を打ちお客様を迎える準備をしたのですが、
二十日は穀雨なのに夏日となった良いお天気の一日で、30分前
もう一度打ち水を誰か?・・・閑な人は相方だけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/4a/2b8c3809e63198ec2482b9f06fda9424_s.jpg)
忙しく炉の準備、炭を熾し火入れに入れ、下火と炉に
そして濡れ釜を掛け終わると、程なくお出でになり、
いやがうえにも水屋に緊張感が漂いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/05/a5/7d775683796a7120f3775f80f2f4c670_s.jpg)
寄付待合へと案内し、皆様が揃われれば汲み出しを・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/98/83cf1ec32ce92c610f776ecdb60515c4_s.jpg)
席入りで腰掛待合に腰かけられると、いよいよ迎付けに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/68/b9dcf3e6c1bb0dec8de87c1f135fd3b3_s.jpg)
蹲踞を使われ、身も心も浄め席入りをされますと、
挨拶の後、初炭点前に。私も緊張しておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/31/6c/6200f867d94ecb1b67a435e832c6be54_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5e/3e/4185690ea8679eddffcc168d9143581a_s.jpg)
初炭が終わり、洗い米を釜に、さらさらさらと心地の良い音が。
緊張感のある静かな部屋に響き渡ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/bd/54113efe5867f57685cb85b884c72048_s.jpg)
火吹竹にて吹き、皆様にもお願いして助けていただきますと
吹く度に火の子が散り、炭が赤く光り楽しい茶飯釜に。
香合の拝見をしていただく間中も・・・炭が勢いよく熾ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/27/3a/5a70dc292675449f66c86cca7f201a73_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/27/b5/4c5bfab07f870a28413ca34c83ceebab_s.jpg)
膳を出し、向付にて一献は無上盃(むしょうはい‣奈良豊澤酒造)
ほろ酔い加減で、さらに話に花が・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/f6/b3f067fd7021f64ba1da2379b486f7be_s.jpg)
昨年はご飯が炊けるまで俳句等を所望したのですが・・・、
久しぶりに先生を囲んで、お好きな御酒も頂いてくだされば
話に花が咲き、炊きあがるまでの時間も足りないぐらいに?
と考え、本来は後の小吸いを先に、更に二献目と八寸を一緒に
お出しし、小吸いの蓋に八寸を取り置いていただきました。
なお二献目は先の無上盃と甘酒(ノンアルコール)になります。
顔を赤らめられてのお話が続きました。
煮物椀を出すと、そのうち釜から湯気が立ち上り、
ご飯の香りが広間に満ちはじめ、皆様が焦げた香に気付けば、
釜をおろし、汁を掛けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/ae/78c7388a764b94ad19da40f73542a2fb_s.jpg)
この炊き立てのご飯を盛り、小さな盆の上に置くと、
良い炊き具合です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/a2/9d3f6cc0e3c5f39527543558af7e4397_s.jpg)
出来上がりのご飯は正客を待つことなく、手送りでお詰め様へ、
直ぐに味わって頂き、美味しいとの声の嬉しいこと!
汁は取り出すと、正客から順に廻し、
さらに炉に炊き合わせの預鉢を掛けました。
直ぐに三献目、繁桝(中汲み純米大吟醸、福岡)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/43/de1b1e2c03ef7991a5caade776b89915_s.jpg)
次は焼物は桜鯛で、一尾お見せしすると、たいそうなお喜び
皆様には目の前で取分けさせて頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/48/82/ecb8f4f8712e96c5d4a21b6aa7d96345_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3c/e4/1e4f510a04e870e8564299cfcbacf142_s.jpg)
飯器にご飯を移し、前回は空いた釜を水屋で洗いましたが、
こびりついたご飯が取れにくく苦労しましたため、もう一つ釜を
用意しました。この窯に水を入れた「ヌレ釜」を組釜敷に仮置き
し、炊き合わせの鍋を炉から取り、このヌレ釜を掛けました。
和え物をお出し、亭主相伴と。
話が弾んで時間が伸びておりますが・・・仕方ないでしょう。
湯斗と香の物を
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/bc/284cb713eb38d9060b6889827c358e34_s.jpg)
膳を引き、最後に菓子をお出しして
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/c2/86f1041f1f377f94bf13f76ee850c1d0_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/40/71/10764f1b18a29348c8c9a956cc2a849d_s.jpg)
中立になりました。(後座に続く)