気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

「入子点」で

2018-04-02 16:40:40 | お稽古
弥生31日の昼からの話になります。
朝の自宅稽古は4畳半で済ますと、昼からの予定は4時からでの
体験と5時半の隅炉の二回、釣り釜の掛った六畳ですることに。
もう明日から卯月ですので、透木釜になりますが、もう少し
釣り釜で辛抱、それより「雛飾り」を仕舞わなければ。
筆で埃を落としていたら相方が掃除機で埃を吸い込み早いこと。
紙で包んで紙箱に納めると、一階の押し入れから今年からは
二階へ移動に。理由は・・・
来年までゆっくりお休みください。そしてこの下旬頃には
皐月飾の「神武天皇」、いえ「応神天皇」さんをお出ししないと。
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相方の応援もあり3時半までに終え、急いで六畳間のしつらえに。
軸は『春』、花は紅錦魚葉椿、春風椿と貝母、
 

午後4時の稽古は、息子のお願いで体験していただくことに。
お茶は全くされていない方で、息子も正式にしたことがなく、
アラフォー二人の男性に、出入りのなく、一人で対応できる
丸卓を使っての『入子点』に。

入子点(いれこだて)』とはー新版茶道大辞典よりー
”点茶法の一種。裏千家では小習十六ヶ条の一課目となっている
 が、流儀によっては仕込点・仕組点・組合点とも呼ぶ。
 木地曲(きじまげ)の建水の中へ茶碗を仕込んで運び出すところ
 からいう。棚物を必要とし他の諸道具は荘り付けておく。”と

本来運びをするのに困難な人や、道具の持ち出しにあべなげな人
などが、道具を運ぶ際に、客に気遣い等をさせないために行う。

菓子は、春の山と梅紅白ゼリーを
  

男性二人、我が息子も一緒なのですが、勝手が違いますね。
ただ働き盛り、時間が取れないのでは、
さて、続けて来ていただけるでしょうか?・・・。
お見送りをして時計を見ると、あれ、もう六時前なのに、
来られません。
お稽古ですよとメールを出すと
返ってきた返信は”急な仕事が入り、明日伺います”とのこと

事故かなんかでなく、よかった。