茶事明けの一昨日・昨日と自宅稽古、昨日は朝だけでしたので、
午後から茶事の片付けを始めるも中途半端なまま、夕方に
突然呑み出した相方から今日は何の日と・・・
もう茶事で頭がいっぱいでした。ルビー婚だったのですね。
近くの寿司屋さんやフレンチに電話するも満席ですって、
二人で茶事の残り物とワンコインワインで乾杯!!。
先日の卯月穀雨の茶飯釜「寧楽の春」茶事のお話を。
九時前にしっかり水を打ちお客様を迎える準備をしたのですが、
二十日は穀雨なのに夏日となった良いお天気の一日で、30分前
もう一度打ち水を誰か?・・・閑な人は相方だけ。
忙しく炉の準備、炭を熾し火入れに入れ、下火と炉に
そして濡れ釜を掛け終わると、程なくお出でになり、
いやがうえにも水屋に緊張感が漂いました。
寄付待合へと案内し、皆様が揃われれば汲み出しを・・・
席入りで腰掛待合に腰かけられると、いよいよ迎付けに。
蹲踞を使われ、身も心も浄め席入りをされますと、
挨拶の後、初炭点前に。私も緊張しておりました。
初炭が終わり、洗い米を釜に、さらさらさらと心地の良い音が。
緊張感のある静かな部屋に響き渡ります。
火吹竹にて吹き、皆様にもお願いして助けていただきますと
吹く度に火の子が散り、炭が赤く光り楽しい茶飯釜に。
香合の拝見をしていただく間中も・・・炭が勢いよく熾ります。
膳を出し、向付にて一献は無上盃(むしょうはい‣奈良豊澤酒造)
ほろ酔い加減で、さらに話に花が・・・
昨年はご飯が炊けるまで俳句等を所望したのですが・・・、
久しぶりに先生を囲んで、お好きな御酒も頂いてくだされば
話に花が咲き、炊きあがるまでの時間も足りないぐらいに?
と考え、本来は後の小吸いを先に、更に二献目と八寸を一緒に
お出しし、小吸いの蓋に八寸を取り置いていただきました。
なお二献目は先の無上盃と甘酒(ノンアルコール)になります。
顔を赤らめられてのお話が続きました。
煮物椀を出すと、そのうち釜から湯気が立ち上り、
ご飯の香りが広間に満ちはじめ、皆様が焦げた香に気付けば、
釜をおろし、汁を掛けました。
この炊き立てのご飯を盛り、小さな盆の上に置くと、
良い炊き具合です。
出来上がりのご飯は正客を待つことなく、手送りでお詰め様へ、
直ぐに味わって頂き、美味しいとの声の嬉しいこと!
汁は取り出すと、正客から順に廻し、
さらに炉に炊き合わせの預鉢を掛けました。
直ぐに三献目、繁桝(中汲み純米大吟醸、福岡)
次は焼物は桜鯛で、一尾お見せしすると、たいそうなお喜び
皆様には目の前で取分けさせて頂きました。
飯器にご飯を移し、前回は空いた釜を水屋で洗いましたが、
こびりついたご飯が取れにくく苦労しましたため、もう一つ釜を
用意しました。この窯に水を入れた「ヌレ釜」を組釜敷に仮置き
し、炊き合わせの鍋を炉から取り、このヌレ釜を掛けました。
和え物をお出し、亭主相伴と。
話が弾んで時間が伸びておりますが・・・仕方ないでしょう。
湯斗と香の物を
膳を引き、最後に菓子をお出しして
中立になりました。(後座に続く)
午後から茶事の片付けを始めるも中途半端なまま、夕方に
突然呑み出した相方から今日は何の日と・・・
もう茶事で頭がいっぱいでした。ルビー婚だったのですね。
近くの寿司屋さんやフレンチに電話するも満席ですって、
二人で茶事の残り物とワンコインワインで乾杯!!。
先日の卯月穀雨の茶飯釜「寧楽の春」茶事のお話を。
九時前にしっかり水を打ちお客様を迎える準備をしたのですが、
二十日は穀雨なのに夏日となった良いお天気の一日で、30分前
もう一度打ち水を誰か?・・・閑な人は相方だけ。
忙しく炉の準備、炭を熾し火入れに入れ、下火と炉に
そして濡れ釜を掛け終わると、程なくお出でになり、
いやがうえにも水屋に緊張感が漂いました。
寄付待合へと案内し、皆様が揃われれば汲み出しを・・・
席入りで腰掛待合に腰かけられると、いよいよ迎付けに。
蹲踞を使われ、身も心も浄め席入りをされますと、
挨拶の後、初炭点前に。私も緊張しておりました。
初炭が終わり、洗い米を釜に、さらさらさらと心地の良い音が。
緊張感のある静かな部屋に響き渡ります。
火吹竹にて吹き、皆様にもお願いして助けていただきますと
吹く度に火の子が散り、炭が赤く光り楽しい茶飯釜に。
香合の拝見をしていただく間中も・・・炭が勢いよく熾ります。
膳を出し、向付にて一献は無上盃(むしょうはい‣奈良豊澤酒造)
ほろ酔い加減で、さらに話に花が・・・
昨年はご飯が炊けるまで俳句等を所望したのですが・・・、
久しぶりに先生を囲んで、お好きな御酒も頂いてくだされば
話に花が咲き、炊きあがるまでの時間も足りないぐらいに?
と考え、本来は後の小吸いを先に、更に二献目と八寸を一緒に
お出しし、小吸いの蓋に八寸を取り置いていただきました。
なお二献目は先の無上盃と甘酒(ノンアルコール)になります。
顔を赤らめられてのお話が続きました。
煮物椀を出すと、そのうち釜から湯気が立ち上り、
ご飯の香りが広間に満ちはじめ、皆様が焦げた香に気付けば、
釜をおろし、汁を掛けました。
この炊き立てのご飯を盛り、小さな盆の上に置くと、
良い炊き具合です。
出来上がりのご飯は正客を待つことなく、手送りでお詰め様へ、
直ぐに味わって頂き、美味しいとの声の嬉しいこと!
汁は取り出すと、正客から順に廻し、
さらに炉に炊き合わせの預鉢を掛けました。
直ぐに三献目、繁桝(中汲み純米大吟醸、福岡)
次は焼物は桜鯛で、一尾お見せしすると、たいそうなお喜び
皆様には目の前で取分けさせて頂きました。
飯器にご飯を移し、前回は空いた釜を水屋で洗いましたが、
こびりついたご飯が取れにくく苦労しましたため、もう一つ釜を
用意しました。この窯に水を入れた「ヌレ釜」を組釜敷に仮置き
し、炊き合わせの鍋を炉から取り、このヌレ釜を掛けました。
和え物をお出し、亭主相伴と。
話が弾んで時間が伸びておりますが・・・仕方ないでしょう。
湯斗と香の物を
膳を引き、最後に菓子をお出しして
中立になりました。(後座に続く)
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