気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

台目で「きんつば・さくら」を

2018-04-04 15:30:17 | 主菓子とお干菓子
今朝も暖かな朝、春霞に中で春日山の上の春日奥山が所々で
染まり、山桜が満開になったのでしょう。

夕方には前線が通過するも小雨で明日も晴れそうですが、
金曜日には本格的な雨の後、週末は寒そうで体調管理が大変!

近くの学校の桜も葉が出て散ってしまい、地面には花溜まりが
春の期間が短くなっていませんか。順番に咲く花が、
一気に春がきてしまい、もう少し愉しませてほしいもの。

愉しみといえば、
楽しみにしている今月の茶事に花山椒を使うはずが、
葉が出たかと思うと、もう花芽そして咲きだしました。
昨年より一週間は早く、醤油漬けか冷凍にでも・・・


いつもはこの季節、透木釜でのお稽古になるのですが、
この卯月の茶事のため、釣り釜のままに。

さて一昨日と昨日の自宅稽古は、台目棚を使い
続き薄茶と薄茶を
  
軸は「春」、花は「貝母」と「春風椿」を


菓子は自製で銘を「春の山」
今日の春日奥山みたいでしょう。

そして干菓子は、金沢・中田屋の「きんつば さくら」を
期間限定で衣に桜がそして甘くて柔らかい白餡が口の中に。
 

お一人の方は、社会人の扉を開けられた子供さんの話を、
本当に嬉しそうに話をしてくださり、私も3人の息子が
社会へ巣立った時、一つの大きなヤマを越えたことと
思いを重ねておりました。