気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

松風を愉しむ?

2018-04-07 18:14:20 | お稽古
春の山のうしろから烟(けむり)が出だした
自由律俳句で詠まれた辞世の句、「放哉賞」の名の由来の
鳥取生まれの『尾崎放哉(ほうさい)』、今一休ともいわれ、
動の山頭火に対し、静の放哉ともされ、1926年4月7日41歳で
小豆島、西光寺奥の院南郷庵で逝く(横に記念館あり)
吉村昭は『海も暮れきる』で放哉の伝記的小説を書き、
咳をしても一人』が代表句になる。

ここ数日、咳で起こされる日々、昨日から鼻水が、とうとう
相方の春風邪をもらったみたい。鼻洗いをして一晩・・・、
少し鼻声が残りましたが、今朝は台目棚を用いての自宅稽古、
 
今年度が大学受験の方、クラブは春の大会で卒業、
お茶も皐月の稽古茶事にてお点前をしてお休みに。
今日も昼から塾、その前にお稽古を朝の9時からと希望され
電車に乗って到着。つい親を頼り、親も頼られたいもの。
自らお茶をしたいと希望したのですから当然、
どちらも、親離れ子離れが出来ているのですね。

菓子は、「春の山」と虎屋の羊羹「おもかげ」


薄茶点前を二回、釣り釜が揺れるほど釜が湧いておりました。
10時半には昨日の春疾風の如くお帰りに。
松風に心鎮める春疾風
『釜揺らし松風騒げ春疾風』 
          愚句
あと何回・・・。