気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

ラデク・バボラークのホルンを

2017-01-22 20:52:21 | 音楽
今日は一日、初釜で大忙し
嬉しゅうございますが、準備中に足の甲に打撲を受け、
昼過ぎから痛みがひどく、どうしたものでしょうか?
ということで、今日は予約稿をあげておきます。

大寒の夜7時前、京都北山にやって来ると、
脇々に除雪のためか、まだ雪が残っておりました。
京都北山、京都コンサートホールの3Fに灯りが、
いつもはさびしげなホールの様子が違います。
若い方々目立つためでしょうか?そうなんです
元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ホルン奏者で、
世界的ソリストのラデク・バボラークによる京都での待望の
リサイタルが実現したのです。
ホルンを持参されている方もおられ、CD売り場には
結構な人が集まっておられました。

ピアノ伴奏は、CDでも共演されている菊池洋子さん
プログラムの曲目は
シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 op.70
シューマン/リスト:献呈
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 op.17
休憩15分
ヒンデミット:ホルン・ソナタ 変ホ長調 
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 op38(ホルン版)
           (本邦初披露とのこと)
アンコールは、ベリーベリーショート3曲とのことで、
シューマンを含む三人、ガボットと??
明日の初釜もございますので、早々に失礼いたしました。
ブラボーの声を背に帰りを急ぎました。

本当にこんなホルンのやさしい音色は、
聴いたことがないほど・・・
浪々と歌うと思えば、破裂音様にまで、
超絶技巧もここまではと、考えも及びません。
チェロソナタをここまで、突き詰められておられるとは・・
先日鑑賞したパリ管のホルン蓮との優劣がつけられません
ホルンの美しい音色が明日のために早くも
私を眠りへと導いて・・・・。