気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

丁酉歳の初詣へ

2017-01-03 17:22:16 | 散策
三が日も今日まで、曇り空で晴れたかと思うと通り雨までが、
変な天気で、昼過ぎには三男坊も帰ってしまい、
二人だけで、点いたままのTVもつまらなく、消すと
途端に、静寂が支配します。
相方は酒の相手がほしいのか・・・、放っておきましょう。
こんな時こそ、17’初釜に向け思案をしなければいけません。
というのも、当初の予定がキャンセルになったからです。
楽しみにしてくださいね。

丁酉歳の初詣の話なのですが、
元気過ぎる孫たちを遊ばせるには?昨年に続き、
一面の野原がある平城宮跡、その直ぐ近くの神社
『宇奈多理坐高御魂神社』へ参らせて頂きました。
平城京跡では、第一次大極殿や朱雀門が見えてきますと
 朱雀門
今年も凧揚げが盛んに揚がっています。
 
東院庭園からは若草山が望まれ

ここの駐車場に少し遅れて着くなり、
木に登っている子が・・・孫たちです。
簡単なゴムで飛ばす飛行機キットを各自一枚ずつ手渡すと、
説明書を最後まで読まずに・・・慌てん坊さんも、
爺婆の遺伝?、性格が出ますね。
親の手を借り、完成させると、
こんなお転婆さんも
 
木の枝に飛行機が引っかかり親も悪戦苦闘、

ほどほどにして、『宇奈多理坐高御魂神社』にお参りに。
東側が参道入り口です。

もとは法華寺の鎮守とされており、
祭神は、高御魂神たかみむすびのかみ、
    太玉神ふとたまのかみ、
    思兼神おもいかねのかみ
この本殿は国の重要文化財に指定され、屋根は檜皮葺、
でも四柱が曲ってきており、修理への募金箱も
お参りを済ますと、お神酒はいかがですかとのお誘いが
寒い中、たき火と暖かなお茶で一服させていただくと
境内の中に、小さな土俵が設けられておりました。

稚児相撲を秋の例祭11月9,10日に催されるそうです。
有難いことに、ゆっくりさせて頂きました。
辞すると、鳥居の向こうに若草山が顔を覗かせており、
よく見ると、東大寺大仏殿や二月堂も
   
帰りに、平城京跡の春を探すも、刈り取られてたんぽぽも
咲いておらず、東院庭園の廻りの梅は、昨年同様つぼみ、
紅梅は色づいてはおりますが、白梅は、まだまだ蕾。

でも気持ちの上では、春を呼ぶ初詣になりました。