気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

生誕130年・富本憲吉展の県立奈良美術館

2016-08-15 11:43:18 | 美術館・博物館
県庁横にある県立奈良美術館では7月末までの
『藤城清治 光のメルヘン展』では入館待ちが
会期末には1時間以上も出る盛況ぶりでした。
それに引き替え
8月5日から催されている企画展は奈良県出身の陶芸家
『生誕130年、富本憲吉 憧れのうぶすな』展です。
 
入館券300円、いつも通りまばらで、
涼むつもりでゆっくり観覧できますよ。
富本は出生地の安堵を”うぶすな”『産土』とし
英語ではルーツのことになり、
故郷への満ち溢れた心情が、作品の中に風景や植物として
織り込まれております。

磁器、赤地金銀彩羊歯模様 蓋付飾り壺、県立奈良美術館

磁器 金銀彩羊歯模様 大飾皿、県立奈良美術館


磁器、色絵四弁花更紗模様、県立奈良美術館


磁器、染付竹林月夜模様、県立奈良美術館


磁器、色絵スベリヒコ模様 大皿、県立奈良美術館


土焼、陽彫鉄描紅蜀葵葉模様、県立奈良美術館


土焼 鉄描銅彩曲る道模様 大皿、県立奈良美術館


陶板、色絵曲がる道、風花雪月、安堵町

憲吉の世界に入り込めますね。