気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

オニユリからタカサゴユリへバトンタッチ

2016-08-13 07:53:20 | 季節の花々
今日から旧盆のはじまり、
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
このように歌われたゆり(百合)は日本で15種類、
当ブログでもよく話題にあげさせております。
4月下旬の庭に咲く鳴子百合にはじまり、

大和文華館での5月下旬の「ササユリ」と、

7月の中旬の「山百合」を紹介してきましたが、

紹介し忘れた「百合」があります。
「山百合」と同時期に咲く「オニユリ」も公園等で
オレンジ色に、太陽に負けじと輝いており、
亭寂寞薊鬼百合なんど咲く」  
              夏目漱石
 
しかし、暑さの故か、もう下旬には散り始め、
今では「零余子(むかご)・球芽(むか)」ができ始めました。
 
「百合」は夏の季語ですが、「むかご」は秋の季語でしたね。
ほろほろとぬかごこぼるる垣根哉
               正岡子規

7月の下旬に「オニユリ」と相前後するかのように
茎が伸び、花房が膨らみ始めた「「高砂百合
8月3日には一輪咲きはじめを見つけました。、
 
今は、満開です。
 
侵入生物データベース」によると
”風媒花で自家受粉可.悪いことに種子は大量に風で散ると”
どおりで、変なところにも見かけるのですね。
サツキの植え込みから、ニョキッと

残暑お見舞い申し上げます。