細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

ロスト・シンボル 上   著者 ダン・ブラウン 越前敏弥訳

2014-05-03 23:45:27 | 読書メモ 

《内容》

世界最大の秘密結社、フリーメイソン。その最高位である歴史学者のピーター・ソロモンに代理で基調講演を頼まれたラングドンは、ワシントンDCへと向かう。しかし会場であるはずの連邦議会議事堂の“ロタンダ”でラングドンを待ち受けていたのは、ピーターの切断された右手首だった!そこには第一の暗号が。ピーターからあるものを託されたラングドンは、CIA保安局局長から、国家の安全保障に関わる暗号解読を依頼されるが。    (紹介文より)


昨夜のカレー、明日のパン    著者  木皿 泉

2014-05-03 22:14:48 | 読書メモ か行

《内容》

悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ―。七年前、二十五才という若さであっけなく亡くなってしまった一樹。結婚からたった二年で遺されてしまった嫁テツコと、一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフは、まわりの人々とともにゆるゆると彼の死を受け入れていく。なにげない日々の中にちりばめられた、「コトバ」の力がじんわり心にしみてくる人気脚本家がはじめて綴った連作長編小説。    (紹介文より)

 

―――長く同居を続けていると、自ずとルールができてくるものである。見えていても見えなかったことにする、ということはとても重要なことなのだった。

―――人間関係というのは、方程式のようにどんな数字を代入しても成り立つ、というようなものではない。この家の三角形の一辺が突然消滅してしまった。なくなったのに、まだそこにあることにして、何とか保ってきた三角形なのだろう

 

おすすめです。