旧生方家住宅は、妻入・板葺の町家で、その様式・技法から見て十七世紀末頃に建築されたものと考えられますが、元治元年(1864年)の大修理をはじめとして幾回かの改築・増築を経て現代に至りました。東日本では最も古い町家造りの建築物であることから昭和45年6月17日付けで国の重要文化財に指定されましたが、沼田市の繁華街の中心(上之町199番地)に在ったため保存に困難をきたし、生方家もこの住宅をこのままの状態で維持管理することが至難であるとの理由から沼田市が譲り受け保存することになり、文化庁の指導のもとに沼田公園内に移築する計画が進められ、昭和47年2月1日に移築工事に着手しました (パンフレットより)
大戸 くぐり戸
屋根看板 「かどふぢ」
鬼板・・・ 棟の端につける装飾で、鬼の面を彫った瓦は「鬼瓦」、木又は銅版などで作ったものは鬼の面がなくても「鬼板」といい略して 「鬼」と呼ぶ
ぬりごめ壁 ちょっとこわい感じがする壁です。天井も高いし・・・。
隣に生方記念資料館があります。