吉野北高校図書委員会 著者 山本渚
《内容》
男友達の大地と大好きな後輩がつきあいだした。彼女なんてつくらないって言ってたのに―。二人に接するうち、大地への微妙な想いに気づいてしまったかずら。一方藤枝は、気持ちにふたをするかずらへの、一途な想いともどかしさを抑えきれず…。悩み、揺れ動く図書委員たちを描いた。
(紹介文より)
☆☆☆☆
―――私は自分がちっとも優しくないことを思い知る。自分が善人でないことなど充分に承知しているけれど、それでも出来るだけ優しい人でありたいと思うし、誰かを傷つけたくはないと思う。そうする努力だけはしていたい。ずっとそう思ってきたけれど、それは難しいことなのだと今は思う。
―――時間は流れていくけれど変わらないものもきっとある。それを信じられる自分でいたいと思った。
《内容》
男友達の大地と大好きな後輩がつきあいだした。彼女なんてつくらないって言ってたのに―。二人に接するうち、大地への微妙な想いに気づいてしまったかずら。一方藤枝は、気持ちにふたをするかずらへの、一途な想いともどかしさを抑えきれず…。悩み、揺れ動く図書委員たちを描いた。
(紹介文より)
☆☆☆☆
―――私は自分がちっとも優しくないことを思い知る。自分が善人でないことなど充分に承知しているけれど、それでも出来るだけ優しい人でありたいと思うし、誰かを傷つけたくはないと思う。そうする努力だけはしていたい。ずっとそう思ってきたけれど、それは難しいことなのだと今は思う。
―――時間は流れていくけれど変わらないものもきっとある。それを信じられる自分でいたいと思った。