細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

御留山騒乱  出久根 達郎

2009-06-23 23:18:53 | 読書メモ た行
御留山騒乱     著者 出久根 達郎

《内容》
信州の旅の途上、若僧の秀全は、賭場のいかさまを見破ったとばっちりで行商人・平助とともに補縛されるが、賭場の親分の養女で山女のまつに助けられた。平助は自分が、将軍家献上品にまつわる不正探索方であると明かし、仲間の嵐を探していると語った。嵐に惚れていたまつも同行を決意。山中を行くうちに遭遇したのは、ご禁制の山茗荷の噂、逃散百姓衆の意味ありげな動き、山に眠る謎のお宝の存在など。さらに入山禁止の御留山には、藩の密命を帯びた役人が守る、別の献上品も存在するらしいのだが…。
               (紹介文より)


―――何もないのに笑うのは骨が折れる。まして、人の笑いを自然に誘うのは容易ではない「笑えばしあわせ。衆生にそういう気持ちにさせなくてはいけない。どうすればよいか。よく考えてやりなさい」



家族  小杉健治

2009-06-23 23:15:15 | 読書メモ か行
家族       著者 小杉健治

《内容》
留守番をしていた認知症の老女が絞殺された。難航した捜査は、ひとりのホームレスへと行きつく。逮捕された男は罪を認め、やがて裁判が始まった。凶器にも自白にも問題のない、単純な事件かと誰もが思っていた。しかし、ひとりの裁判員の大胆な推理で、裁判は思いもかけぬ方向へと向かっていったのだった。不朽不滅の家族愛を謳う法廷ミステリー。



―――そうですよ。いくつになっても、我が子は子どもなのです。そうだ、あなたもお母さんに会って来なさい。いつまでも生きているわけじゃあないのよ。


―――この国は高齢者に冷たい。金があれば、高齢者も生きていく場を提供してもらえるが、庶民には限界がある。
 ましてや、認知症の患者には家族を除いては、誰も手を差し伸べてくれない。

ふまじめ介護  田辺鶴瑛

2009-06-23 21:05:42 | 読書メモ た行
ふまじめ介護    著者 田辺鶴瑛

《内容》
第1章 介護は現在も進行中 じいちゃんが家に戻ってきた!;第2章 介護は「ふまじめ」くらいがちょうどいい;第3章 最初の介護は18歳のとき ひとりぼっちだった実母の介護;第4章 二度目の介護は31歳のとき 頑張りすぎた義母の介護;第5章 「苦」を「楽」に変える介護のコツ;第6章 介護は、人生において最高の学び場
          (紹介文より)


テレビで拝見したので読んでみました。
頑張らねば・・・と、思いました。