細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

少女   湊かなえ

2009-06-06 22:19:04 | 読書メモ ま行
少女   著者 湊かなえ

《内容》
高2の夏休み前、由紀と敦子は転入生の紫織から衝撃的な話を聞く。彼女はかつて親友の自殺を目にしたというのだ。その告白に魅せられた二人の胸にある思いが浮かぶ――「人が死ぬ瞬間を見たい」。由紀は病院へボランティアに行き、重病の少年の死を、敦子は老人ホームで手伝いをし、入居者の死を目撃しようとする。少女たちの無垢な好奇心から始まった夏が、複雑な因果の果てにむかえた衝撃の結末とは?
            (紹介文より)


―――世界は広いのだと自分に言い聞かせなくても、今ある世界がすばらしいのだ、と思うことができるだろうか。


―――人間は強い。