皆さんの、温かいお心に涙しています。
キャリーバッグを田原豊道先生から取り上げて、相変わらず私がゴロゴロしたらいけない!
そう思ったら私ははやいのです。早速処分することにしました。
昨年、主人の病気で、食事改革をして、電子レンジを捨てました。お陰様で主人は元気になりました。
熊本からの帰り、田原先生のヨーガ着もテキストも私が無理やり私のキャリーバッグに詰め込みました。これで私も最後のキャリーバッグでした。田原先生には手ぶらで歩いていただきました。何度も何度も荷物を持たないと落ち着かない…と、おっしゃっていました。
田原先生は私たちに命令したことは一度もありません。自分のことは自分でする…というのをモットーにしていらっしゃるのです。
いつも穏やかで、威張らない。
でも、そろそろそんな小さなことは私にお任せください。田原先生にはもっと大きな使命があります。
そう、どうしたらハッピーに生きていけるかというヨーガの真髄を出来るだけ多くの皆さんに伝えていただく使命です。
田原先生は歩く太陽。
歩く太陽にキャリーバッグは似合わない。(笑)
ところで、今回のことで、改めてエスカレーターの大事故を知りました。
あるおじいちゃんが、車椅子でおばあちゃんをエスカレーターに乗せて上がって行ったそうです。上がり切った時に、車椅子の車輪が段差に引っかかって、バランスを崩し転落。少し後ろにいた76歳の女性は、巻き込まれて、出血性ショック死。当事者は重軽傷。キャリーバッグでさえアブナイのに車椅子?
私はエスカレーターはキライです。特にエスカレーターを歩く人、走る人。肩でも触れたらバランスの悪い人は落ちてしまいます。
スカッとジャパンという番組があります。マナーのない理不尽な人に、普段は穏やかで優しくて美しい女性が、タンカを切って最後に言う決まりのセリフ。
「そんな社会常識がない奴が、こんなところでステーキを食う資格なんかねーんだよ。とっとと出て草でも食ってろ。バーカ!」
これが気持ち良いんですよね。
私も言いたい!
「人の迷惑も顧みず、エスカレーターを駆け下りる。そんなに走りたければ階段を使え!」と。
でもなかなか言えるもんじゃありません。
「何で階段を使わないのかしらねぇ」くらい。
それを聞いた私の前にいた男性は、まさに駆け出そうと準備していたのに、思い留まりました。
私たちはいつでも被害者にもなるし、加害者にもなるんですね。
60代の女性が孫を抱いてエスカレーターに乗っていたらバランスを崩して転落…という事故も知りました。
電車に乗ると異常な光景が…。
ぼぼ全員がスマホをやっている。スマホをやりながら電車を降りて、スマホをやりながら階段を下りている。
まともではないですよね。
人のことなんて考えていないのです。(荻山貴美子)