波乱のベトナム旅立ちの日（の前日）

波乱の出発。

僕のベトナム総領事館テト(旧正月)の確認ミスにより、VISA取得が12日になってしまった。というかこの段階でまだパスポートは手元になくて、09:00OPENのベトナム総領事館の何処かにある。

12日発の「行きのベトナム航空」のチケットはゴミクズに。

ただし帰りのチケットはだけでも生き残らせると出発日前日の今日、関空にやってきてカウンターに朝早くやってきた。

すると信じられない事を言い出す。

「乗らなきゃ、帰りも無効」

なんで？

「乗らなきゃ、帰りも意味なし」

はぁ？

意味わからん！

何の同情も手立てもしようとしない。
ただ「無理っ」の一点張り。

嫌やわー。

無感情な断り。

取り付く暇もない。

人間性の皆無。

はじめに声をかけた若い新入社員女性(日本人)に聞いたら、近くのベテラン社員(日本人)アラフォーに聞きに行って戻ってその事を告げられる。

最終そのベテランが近づいてきての、キメ顔により僕は諦める。

このまま会話もしたくないほどの毅然とした態度を履き違えて、サービス業から知識の押し付けの鬼に職業を変えたベテラン社員は僕に「二度とベトナム航空を利用するもんか」と思わせるに十分な恐ろしい形相で僕を睨んでいた（ように見えた）。

少し僕の空想も入っているが、ベトナム航空の印象の悪さについての感情は本物である。

そんなに無感情に対応するなら機械でいいじゃん。

落ち着いて、そして改めて「ベテランの罠」「権威濃すぎ（ケンイ・コスギ)」を自分事として肝に命じた。

という事で、僕の早めのベトナム航空往復券は競馬のハズレ券のようにゴミになってしまった。

45,000円くらいだったかな？

ま、いーや。

新たに行きと帰りのチケットを購入した。

行きはベトジェットエアで。
帰りは香港エクスプレス航空で。

さらに70,000位かな？

ベトナムのテト（旧正月）から始まった、この負の連鎖は何かの勉強代としてかなりお高くつきました。

今は新たにチケットをゲットして、何事もなかったかのようにのんびり関空から堺東駅に乗り換え乗り換え向かっております。

携帯でベトナムから日本への帰りのチケットを購入してたら何本か目の前の電車に気づかず乗り過ごしたりして。

今日という日は何やら変な空間のような1日になっている。

堺東駅についてVISAを取っても、今日は飛行機に乗れない。

何処かで一夜を過ごし、明日のチェックインまでかなりの時間がある。

どこでどう過ごそうか？

大きなスーツケースをガラガラ電車を乗り継ぐのも面倒くさい。

ボヤーッとしながら電車の窓から流れる景色を眺めている。

研修の効果

研修3日目

ハイエレメント。
振り返り。

「チームとしての成長段階」を聞かれた。
その質問はチームの状況や変化の瞬間に気づいて、その要因を探すという意図だった。

僕は違う事を考えていた。

僕は、この研修を受けているメンバーってチームを目指していたのだろうか？という事を考えていた。

そして研修に対するニーズとチームビルディングが直接結びついていなかったような感覚になったのだ。

自分自身でも研修の目的は多々あったのに、活動とうまく結びつかずモチベーションが中々上がらないという実態。

ファシリテーターの問題ではなく、人間の脳の思考の癖がそうさせるのでは？という事を考えていたのだ。

目的(自分のゴール)と今の行動との結びつけ。

僕自身が課題としている事の本質がそこにあるような気がしてきた。

基本的なファシリテーションとかPAについての講義をBGMにうっすら本質の影が見えてくる。

僕が求めたこの研修へのニーズに近づいてきている。

このままベトナムに旅立ちます。