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ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

無償の愛

2007-08-12 | 雑念
中学生をリーダーに養成するということ

今、中学生対象のリーダー養成に関わっている。
そこで感じたことと、リーダー養成の難しさを考えてみたい

そもそも中学生から育ててリーダー養成になるのかという疑問だが、青少年育成にはつながるのは確かだ。そのまま高校生リーダーや大学生リーダーへと成長するかは分からない。しかし窓口の多さは必要。
また小学生のときには参加しやすいキャンプで興味を持っても中学生が参加できるキャンプは少ない。需要の少なさもある。部活や受験が彼らを支配する。
しかし今の時代以上に野外で主体的に自然環境に親しみ、不便さを体系的に経験するべき時代はないだろう。
しかも部活などの同メンバーだけとの関係だけではなく、他校の生徒との新しい関係が考え方の幅を広げる効果がある。
そういう意味で中学生の養成講座の必要性はあると考えられる。

次は方法論。
まず人数確保。中学生が続けて参加する不純な動機(好きな異性がいるとか、仲間と悪いことするのが楽しいとか、暇潰しとか、何となくとか)がいる。しかも指導者がそのことをある程度受けとめる必要がある

今、苦労することやめんどくさいことから逃げることが自分で許せてしまう青少年が多いような気がする。

当然親世代が原因の主だとは思うが…

達成感や充実感は如何に安っぽく、現実感の無いものになったのだろうか?ただそう見えているだけだろうか?

しかしうまくプログラムを工夫し、仕掛け、のせることができたら、ねらいのあるリーダー養成はすぐ出来上がるはず。

人を育てることって難しい。なぜなら人を愛することと同じだから。見返りは求めてはいけません。