退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#672:アメリカに長年住んでいる者が、日本に来て感心する事

2016-05-03 08:03:53 | アメリカ便り
40年の間アメリカに住んでいる者にとって、日本に帰国するたびに感心させられることが数々あります。
今日はちょっとそれらをお教えいたしたいと思います。

1.公共の乗り物がすばらしく発達し、規則正しく時間通りに走っている。
 これはアメリカ、いや、世界どこに住んでいても奇跡に近いことだと思います。
 東京の電車、地下鉄、あれほど複雑に入り組んでいるのに、すべてのことを考慮に入れて計画されている。
 私がこの30年間すんでいる、セントルイスの小さな町にある通り、通勤時に通るたびに日本はすごいと感じる。。
 この通り、300メーターぐらいの長さに信号が3つあるのだけなのだが、ひとつが赤でもほかが青とか、まるっきりシンクロナイズされていないため
 通勤時、通学時の混雑が激しいのである。
 300メーター、信号が3つでもアメリカ人にとってはシンクロナイズするには複雑過ぎてできないのである。
 子育て、仕事が現役時代、1分1秒を争っていた時、ここを通るたび、腹立たしく、“アメリカ人はばか、あほ、まぬけだ”と車の中で叫んでいました。

2.日本人は並ぶ。
 アメリカ人(白人)もたぶん日本のような事情となったら並ぶと思います。
 黒人はどうかな?とちょっと考えなければなりませんが。
 東京の地下鉄、みんな2列に並び、列車が入ってくると、モーゼの例の“海が割れる”現象が起きて、降りる人を先に出してくれる。
 すばらしい、“あ、うん”的呼吸。
 今回の東京地下鉄利用で、一組だけ、それを無視した人がいました。
 あほずらして見せ掛けの例の黒縁のめがねをかけた若いガキ二人組み。
 列車がつくや否や、真っ先に列車に入っていきました。
 もちろん韓国人のガキでした。

3.ごみもゴミ箱もない。
 ゴミ箱があってもごみがあちこちに落ちているアメリカ。
 ゴミ箱がないのに、ごみが落ちていない日本。
 ゴミ箱があってもなくてもごみだらけの、中国、インド、経験から言ってパリもです。
 ほかの国もごみだらけ。
 これだけ人がたくさん住んでいるのに、きれいな国って日本しかないのでは。

4.女性は強い。
 前と後ろに子供を乗せ、自転車に乗っているお母さん。
 これを見るたびに、私は感心させられます。女は強いって。
 “生きていくためには、なんでもしなくてはだめ”という、戦後の買出し的力強さを感じます。
 ただし、アメリカでこれをやると、たぶん逮捕されると思います。
 “child endangerment" (子供を危険にさらしている)で。

 この続きは次回に。

ハブグレジュンタのマミー