退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#2072: あ~忙しかった。

2024-05-23 11:13:17 | アメリカ便り
おはようございます。
只今千歳空港で、9時発の羽田行きを待っております。
昨日はいつものごとく家の掃除をし水を止め、近所に挨拶をして10月までの留守を伝え、札幌駅北口でレンタカーを返し、千歳のホテルに一泊。
だんだんこのルーティンがしんどくなってきましたが、あと10年は頑張るぞー。
と期待はしているものの。
千歳空港について、❝9時の出発までは楽勝だ!!❞と思ってチェックインに行くと、優しいお姉さんが❝今夜の9時出発ですね❞っだって。
❝うっそ‼‼❞
マイルで買ったチケットなので、タダで朝9時出発便に変えてもらいました。
70才になったとたん体力と能力がともに急激に減少。
今日は先に東京に行っていた娘夫婦といつもの東京の友達夫婦と会って遊びます、といつものアメリカに発つ直前まで遊びまくっています。
体を酷使したいつもの日本帰国、楽しいけどいつまで続けられるか心配になってきましたが、アメリカに帰ったらジュンちゃんキキちゃんと競歩的散歩をこれからも続けていかなくては。
老化は足に出る、と言われていますが今回の日本帰国でも私の早歩き・大股はまだまだ健在なようでした。
さて、今回の帰国では長らく親交のあった迎えのお姉さん(私より2つ上)が3年間の胃がんとの闘病の末、残念ながら亡くなられました。
まだまだこれからと言う人生でしたが、72年の人生は悔いのなかったものと思います。
私のように常に何かをしていた人でした。
去年10月には我が家の恒例のBBQには夫婦でやってきてよく食べていたんです。
本当に残念です。
着物のリフォームをやっていたので、直線縫いしかできない私が着物地で作ったドレスを見せに行ったら目が輝いていました。
多分、自分でもまだまだ作りたいと思っていたと思います。
これからは帰国してもあの向かいの台所の窓からは、遅くにならないと明かりが漏れてこないのかと思うと悲しいです。
久しぶり、と言うか日本の葬式は母と父のにしか出ていなかった私ですが、大勢が出席したお通夜では隣にいたレイちゃんの真似をして祈りをあげてきました。
人間はいつか死ぬんですが、私のように70歳となり、子孫に恵まれた私にとってはそれが一つの人生の段階でしかないように思えてくる。
また次の人生が、その意識は全くないであろうがやってくる気がする。
ある牧師さんが言った言葉が頭に残っている。
❝人間は死ぬために生きている❞、だって。
正直、私はこの言葉を聞いて腹が立った。
ちなみに母の葬式で坊さんの説法に頭が来て、黙って喪主的存在であった私が席を立ったので、葬儀社の人達に止められた私ですが。
キリスト教が信じている人生っていったいどんな人生なんだ!
みんな人生を生きるために生きている。
死を考えて生きている人なんて誰もいない。
痩せほとりベッドに横たわっていた向かいのお姉さんでも、最後まで生き抜こうとしていたし、私もそれを信じていた。
でもキリスト教では、端的にいえば❝地獄に行きたくなければ神を信じなさい❞なのである。
日本でキリスト教が栄えなかったのはここにあると思う。
つまり、キリスト教は非現実的。
江戸時代にやってきたフランシスコ・ザビエルが言ってました。
日本人は賢すぎてキリスト教の布教は難しいと。
日本人には常識と仏教の教えが心の奥底にある。
だから平和なんであろう。
日本ほど良い国はないんです。
日本に住んでいる人には理解しがたいかもしれませんが。
平和だからぼけ老人が多いのです。

ハブグレジュンタのマミー



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