退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#322:今日も犬の話です。

2014-07-27 23:03:59 | アメリカ便り
昨日の続きです。
メリーとクロの次はチロです。
チロがどういう過程で我が家にやってきたかはまるっきり覚えていません。
たぶんどこから拾ってきたか、誰かがくれたかでしょう。
チロは年齢不明の白いアイヌ犬の雑種で、当時の一般日本家庭と同様、玄関先においた犬小屋につながれていました。
散歩が大好きでしたが、中学生の忙しい私のこと、余り頻繁にも連れて行ってやらなかったことが悔やまれます。
そして頭が良いのか悪いか判断がつく前に、子宮がんになって死んでしまいました。
でも私って、過去のことは大体がよく覚えていないのです。
それが大学生のときのことでも。
やっぱり、常に前しか見てこなかった私だからでしょうか。。。。
ぼけていることをごまかすための言い訳ですが。

チロが死ぬとまもなく近所の人が、手に負えなくなったダルメシアンを“あげる”と言って持ってきました。
私が時々散歩をしてあげていたので、それでくれたのでしょう。
この犬、101匹ワンちゃんのあの、点々の犬です。
101匹ワンちゃんの犬は賢いのですがこの犬、(単純に“ダル”と名づけましたが)は、馬鹿でした。
いつも逃げて走ってばかりいました。
ある日も、逃げて近所中を走り回って、挙句の果てが農家の温室に入り込み苗床をめちゃくちゃにしてしまい、母がその弁償金10万円を払う羽目になってしまいました。
当時の10万円って大金です。
特にアル中親父を抱えた我が家では普通の家庭の10万円以上の価値がありました。
この事件、私はもちろん最大限に責任を感じました。
と言うことで、この犬はこの家では飼えないということになり、当時兄が住んでいた父が退職してから移るつもりで建てた家に移すことになりました。
忙しい兄が、たいした面倒を見ることができないのは目に見えていましたが。
かわいそうなことに、それから何年かした冬、死んでしまいました。

ダル以後は犬を飼いませんでした。
懲りたせいもあるけど、私も忙しくなったせいもあります。
でも動物好きの私、犬はやめたけど、今度は実験室からつがいのモルモットをもらってきて育て始めました。
この夫婦なんと9年間生きました。
平均寿命は5,6歳なんですが、この夫婦は本当に長生きしました。
子宝にも恵まれてというか、恵まれ過ぎて毎回、子供の貰い手を捜すのが大変でした。
私がアメリカに渡ってからも生き続けた為、母が面倒見る羽目になりましたが。

次回は、ついにハブグレジュンタが登場します。
多分。

ハブグレジュンタのマミー

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