退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1660: いつどこで何が起きるかわからない

2021-12-14 06:19:39 | アメリカ便り

おはようございます。

金曜日の夜に突如鳴り出した警報。

携帯はピーピー、いつもは月初めの月曜日午後12時にしか鳴らない町のサイレンは、戦時中の空襲警報みたいになり始めるし。

❝地下室か安全な場所へ避難してください❞、と携帯のメッセージ。

主人は天気予報を見ながら、❝サムとかえ子ちゃんの住んでいる町近くに竜巻がタッチダウンした❞と逐次連絡してくれる。

❝北西に進んでいるからここは大丈夫❞と言ってたら、今度は雹でも降っているようなすごい音を立てて強風と共に雨が降ってきた。

そんなことが2時間ほど続いたけど、我が家はまだつぶされずに立っています。

私達老夫婦と忠犬2匹も大丈夫です。

ご心配していただきありがとうございました。

でも翌朝のニュースでは5州に渡って破壊の限りを尽くした竜巻の爪痕を流していました。

未だたくさんの人が崩壊したアマゾンの倉庫、キャンドル工場の下敷きになっているそうです。

捜索隊は昨日の段階で救助から捜索に変わって、下敷きになっている人たちの安否は絶望視されています。

100人以上が崩壊した建物の中にいると思うと何とも言えません。

この人たち、みんな家族とこのホリデーシーズンにいろいろと予定を立てていたんだろうな。

ショッピングやら遠くからやってくる家族との楽しいひと時、パーティーやら大食事会。

それらがみんな泡となり消えていった。

本当にかわいそうなことだし人間の命のもろさを感じます。

いつどこで何が起きるかわからない私たちの人生。

おまけに世界中で不穏な動きが起きています。

今、何をしなくてはいけないかを見定め、それに向かって行動するしかないです。

先回の続きは次回に。

ハブグレジュンタのマミー