歌舞伎座夜の部、仕事の都合で三津五郎さん時蔵さん夫婦の
「吃又」は泣く泣く断念し、配役が逆なんでは と前評判?のあった
「保名」「藤娘」から見てまいりました♪
あっ、なんだ、そうか、夜の部は團蔵さん出てないんだ~<(ーー;)
ついでに ちょこっと期待してた舞台写真は、本日:11日は
まだ発売されてませんでした~。残念~。
以下、簡単に各演目の感想を。
■保名
菊之助さんの保名。
衣装のデザインがキレイだな~と思う一方、
・・・ちょっと 菊之助さん お顔が丸くなった?
と思ったりしたのは、気のせいかな?(^_^;)
で。最初の方は意識あったんですが・・・途中から
戦線離脱しました~
気が付けば緞帳が下りていくところで・・・・<(ーー;)
ごめんなさい、菊之助さん。m(__)m
やはり 場内が暗いのはキケン度が増しますね。(^_^;)
暗闇のなか、聞こえてくる有名な出だし。
ちなみに清元筆頭?は家元さんでした。
うーん、この後の「藤娘」の長唄さんが、三味線も含めて
一糸乱れぬまとまりぶりだったのに比べてしまうせいか、
どうも清元さんは みんなで唄う部分が、いまいちイキがあってないような。
でも、清元ってそういうものなのかな。
■藤娘
海老蔵さんの藤の精。
襲名の時に「鏡獅子」見てますから、キレイだろうなとは思ってました。
でも、あの時は後半はお獅子でしたから、「女形」というイメージも
半分だったのかもしれませんが、今回は最初っから最期まで女形です。
どうなるんだろう? というのは素直な期待。(^_^;)
で、やっぱりキレイでした。おまけにところどころで福助さんに通じるような、
アダっぽい艶気も感じられました。
どうでもいいですが、まつげ長いですね、海老蔵さんって。
艶っぽさはそのへんからも漂ってきてたかも。
でも・・・なんとなく、どことなくなんですが、やはりゴツさが
ただよっているんです。
手が大きいのは、もう、これは、仕方がないと思うんですが、
それを差し引いても、なんとなく違和感があるんです。
肩、かなぁ。うーん・・・
うーん、これって、浅草歌舞伎の時の 勘太郎さんのお軽を見たときの違和感に
似てるかも。
まぁ、それはあておき。
今回、「すごいな~」と思ったのは、海老蔵さん、スッとした
シルエットがかっこいい方なのに、今回の藤の精は、ほぼずーっと、
かなり膝をおって 小さく・小さくなろうとしてたところ。
長身の立役である海老蔵さんが女形で踊りを踊ろうとする以上、
避けてとおれないところではあるんですが、なんかそこに、
すごく海老蔵さんの今回の「藤娘」にかける姿勢と努力の一部を
感じたような気になりました。
一方、「あ、惜しいかも。」と思ったのは、首を振る動き。
なんとなく、カク・カク・カクとちょっと固い感じでした。
手先とか、体のシナはわりと滑らかな感じだっただけに、
ちょっと気になりました。
今まで 何人かの役者さんの「藤娘」の舞台を見ましたが、
正直、今回の「藤娘」が一番、最初から最期まで私の観劇の
集中力が続いたような気がします。
ってことは、左團次さんが「藤娘」踊ってくださったら、
「寝ない」どころか「寝た子も起こす」状態になるのかな~
とか 考えてしまいました(^_^;)
「鏡獅子」「藤娘」ときた海老蔵さんのサプライズ配役舞踊シリーズ。(^_^;)
次があるんでしょうか? なんか楽しみになってきました♪
■黒手組曲輪達引
面白かったんで、改めて感想書こうと思っていますが、ちょこっと。
菊五郎さんお遊びの1幕目は、とりあえず1回みれれば 満足かな
と思いますが、最期、大詰の立ち回り。この菊五郎劇団の魅力たっぷり
の場面は、短いですが、「もう1回観たいな~」と思わせる充実ぶりでした♪
時間の都合か、もうこれで終わりと思われたのか、この大詰を観ずに
席を立たれる方がちらほらいらっしゃっいました。
勿体ない!!
これから、ご覧になるかた、ぜひぜひ、最期の大詰めまでご覧ください!
そんなに長い場面ではありませんから。
菊五郎劇団と菊五郎さんのきまる形が、とてもきれいですよ~!
私は、観ていてなんかうれしくなっちゃいました♪
あ、あとこの場面、期せずして亀蔵さんの脱皮もみれました♪
・・・亀蔵さん、1月も脱いでたよな、そういえば。(^_^;)
菊五郎劇団に出るときは脱皮をまぬがれぬ宿命になりつつあるのでしょうか・・・(^_^;)
あ、観ていてうれしくなったのは、別に脱皮を見れたからではありませんよ~(^_^;)
ちなみに菊五郎さんも亀蔵さんも「赤ハタ」でございます♪
「吃又」は泣く泣く断念し、配役が逆なんでは と前評判?のあった
「保名」「藤娘」から見てまいりました♪
あっ、なんだ、そうか、夜の部は團蔵さん出てないんだ~<(ーー;)
ついでに ちょこっと期待してた舞台写真は、本日:11日は
まだ発売されてませんでした~。残念~。
以下、簡単に各演目の感想を。
■保名
菊之助さんの保名。
衣装のデザインがキレイだな~と思う一方、
・・・ちょっと 菊之助さん お顔が丸くなった?
と思ったりしたのは、気のせいかな?(^_^;)
で。最初の方は意識あったんですが・・・途中から
戦線離脱しました~
気が付けば緞帳が下りていくところで・・・・<(ーー;)
ごめんなさい、菊之助さん。m(__)m
やはり 場内が暗いのはキケン度が増しますね。(^_^;)
暗闇のなか、聞こえてくる有名な出だし。
ちなみに清元筆頭?は家元さんでした。
うーん、この後の「藤娘」の長唄さんが、三味線も含めて
一糸乱れぬまとまりぶりだったのに比べてしまうせいか、
どうも清元さんは みんなで唄う部分が、いまいちイキがあってないような。
でも、清元ってそういうものなのかな。
■藤娘
海老蔵さんの藤の精。
襲名の時に「鏡獅子」見てますから、キレイだろうなとは思ってました。
でも、あの時は後半はお獅子でしたから、「女形」というイメージも
半分だったのかもしれませんが、今回は最初っから最期まで女形です。
どうなるんだろう? というのは素直な期待。(^_^;)
で、やっぱりキレイでした。おまけにところどころで福助さんに通じるような、
アダっぽい艶気も感じられました。
どうでもいいですが、まつげ長いですね、海老蔵さんって。
艶っぽさはそのへんからも漂ってきてたかも。
でも・・・なんとなく、どことなくなんですが、やはりゴツさが
ただよっているんです。
手が大きいのは、もう、これは、仕方がないと思うんですが、
それを差し引いても、なんとなく違和感があるんです。
肩、かなぁ。うーん・・・
うーん、これって、浅草歌舞伎の時の 勘太郎さんのお軽を見たときの違和感に
似てるかも。
まぁ、それはあておき。
今回、「すごいな~」と思ったのは、海老蔵さん、スッとした
シルエットがかっこいい方なのに、今回の藤の精は、ほぼずーっと、
かなり膝をおって 小さく・小さくなろうとしてたところ。
長身の立役である海老蔵さんが女形で踊りを踊ろうとする以上、
避けてとおれないところではあるんですが、なんかそこに、
すごく海老蔵さんの今回の「藤娘」にかける姿勢と努力の一部を
感じたような気になりました。
一方、「あ、惜しいかも。」と思ったのは、首を振る動き。
なんとなく、カク・カク・カクとちょっと固い感じでした。
手先とか、体のシナはわりと滑らかな感じだっただけに、
ちょっと気になりました。
今まで 何人かの役者さんの「藤娘」の舞台を見ましたが、
正直、今回の「藤娘」が一番、最初から最期まで私の観劇の
集中力が続いたような気がします。
ってことは、左團次さんが「藤娘」踊ってくださったら、
「寝ない」どころか「寝た子も起こす」状態になるのかな~
とか 考えてしまいました(^_^;)
「鏡獅子」「藤娘」ときた海老蔵さんのサプライズ配役舞踊シリーズ。(^_^;)
次があるんでしょうか? なんか楽しみになってきました♪
■黒手組曲輪達引
面白かったんで、改めて感想書こうと思っていますが、ちょこっと。
菊五郎さんお遊びの1幕目は、とりあえず1回みれれば 満足かな
と思いますが、最期、大詰の立ち回り。この菊五郎劇団の魅力たっぷり
の場面は、短いですが、「もう1回観たいな~」と思わせる充実ぶりでした♪
時間の都合か、もうこれで終わりと思われたのか、この大詰を観ずに
席を立たれる方がちらほらいらっしゃっいました。
勿体ない!!
これから、ご覧になるかた、ぜひぜひ、最期の大詰めまでご覧ください!
そんなに長い場面ではありませんから。
菊五郎劇団と菊五郎さんのきまる形が、とてもきれいですよ~!
私は、観ていてなんかうれしくなっちゃいました♪
あ、あとこの場面、期せずして亀蔵さんの脱皮もみれました♪
・・・亀蔵さん、1月も脱いでたよな、そういえば。(^_^;)
菊五郎劇団に出るときは脱皮をまぬがれぬ宿命になりつつあるのでしょうか・・・(^_^;)
あ、観ていてうれしくなったのは、別に脱皮を見れたからではありませんよ~(^_^;)
ちなみに菊五郎さんも亀蔵さんも「赤ハタ」でございます♪
海老君踊りがぎこちないところが初々しさに繋がっているのに感心しちゃった。扇のすきまからのぞくところがメチャ可愛かった。
「黒手組」ってパロディ面白いわね。意休さんとひっくりかえったり、衣装もなかなかステキね、杏葉牡丹→杏葉菊の紋だし、洒落てるー。
大詰めは楽しいのにね。最後があれで帰り道が足取り軽く良い気分で帰れる、菊五郎劇団のトンボの若手さんたち一生懸命立ち回りお稽古しているのにねー。いっぱい拍手あげなきゃ。
海老蔵さんの藤娘はどうなることか!?と思っていたのですが、美人さんでしたね。肩や後姿がゴツイのは仕方ないですしちょっと大きいのも背が高いんですからぁ。すごくがんばってる感じでした。「黒手組」は菊五郎劇団らしい演目で気分よく終わってよかったです。
亀蔵さん、いいガタイしてますよね~。
今月は1月ほど寒い思いをしなくてすみますね♪
海老蔵さんの
>ぎこちないところが初々しさに繋がっている
っていうのは、なんか 得してますね、海老蔵さんてば♪
Renさんもおっしゃるとおり、海老蔵さんのガタイの大きさは、
今更小さくは出来ませんから、あとは開き直る(^_^;)か
小さくみせるよう、うんと努力するか。
今回は後者のの努力の方が、とてもよく観てる側に伝わってくるので、なんか応援したくなってきます。
「黒手組」、さちぎくさんのおっしゃる衣装の紋の違いは
気が付きませんでした!
うーん、紋ってまだアタマに入ってないから、
違ってても気が付かないことの方が多いんです(^_^;)
これがわかると このへんのお遊びとかもわかるから
また 面白いんだと思うんですけどね~
今はアタマの容量が追いつきません~(^_^;)
ところで、最期の大立ち回り、菊五郎さんの衣装はの意匠は
あれは「かまわぬ」かな と思ったんですけど、カマらしきものと○のわはわかったんですが、ひらがなの「ぬ」ではなくて
漢字が書いてあるような気がします。とすると「かまわぬ」では
ないんでしょうか??
うーん、もう一回みてみたいな~
社長も仲間といつもの席だったって、気がつかなかった? お鯛さんを食せなかったですか。
変化の乏しい保名(六代目以前の奴の出る派手演出を誰か演じ~、期待) AND ニューHの様な藤娘。
>お遊びの1幕目は、とりあえず1回みれば満足かな
同感、仲間さんの恋のダウンロード”って初めは意外で受けるけれど、あの姿は空振り、自己満足に終わったような~。
先代山崎屋、オモダカ屋の時みたいに裸同然のそれこそ赤旗、白旗?一丁で花道を引き揚げた方が~。
土曜に舞台写真出てましたよ、意外に少なく壁二面。
はまさきさんもいらしてたんですね。
鯛焼きといえば、3階のロビー、今月はゆで小豆も出てました。
うーん、誘惑の多い通路になりつつあります(^_^;)
>六代目以前の奴の出る派手演出
え、保名に奴がでるんですか!面白そうですね、その演出。
うーん、だれか、チャレンジしてくれないかな~
>仲間さんの恋のダウンロード
実は、最初 なんだかわからなかったんです。あれ、なんかこれ、聞いたことあるけど・・・うーん、どこでだったっけ?
という感じで。(^_^;)
確かに、白旗一丁の方が誰もがわかるといえば そのとおり。
ただ、やはりある程度の若さがないと、1ヶ月白旗一丁の引っ込みを続けるのは、きついのかも(風邪ひいちゃうとか)(^_^;)
>土曜に舞台写真出てましたよ、意外に少なく壁二面。
あ、ほんとですか? わーい♪情報ありがとうございます。
次にいく時が楽しみ~♪
でも、2面とは、ほんと少なめですね。先月は3面ありましたもん。
うーん、みなさん、今月は意外とご自分のお写真に厳しい評価なのかな?
黒手組、友人がその前にちょっと具合を悪くして廊下のソファーに出てたのもあって、大詰め前に荷物持って飛び出しちゃったんです。^^;
そしたら、あれ?まだ終わりじゃないぢゃん。
友人も立ち直ったので二人して席に戻ってみたら、前の親子、後ろの老夫婦の方の席がぽっかり空いてました。もしかして私のせいで帰らせちゃった?(^0^;)ゞ
最期の大立ち回りでの菊五郎さんの衣装、ぼーっと気に留めずに観てたので覚えてませんが、『よきこときく』ということはないですか?
菊五郎家では斧(よき)と琴と菊の『よきこときく』ですので、もしかしたらそっちかも・・・。確か琴が漢字でしたよね。
「黒手組」のパロディの面白さ、イヤホンガイドなしには気づかないこともけっこうあります。だってまだ「助六」も一回しか観ていないのですから。「恋のダウンロード」の心に気づくのに丸一日かかりました(^^ゞ
さちぎくさんが言われる「吉さんよりグゥー」って赤ハタ姿のことでしょ?私も同じ日に昼夜で観たのでそう思ってしまいました。吉さま、もう少しお腹をねえ(笑)
海老蔵は舞台写真を厳選されるそうですから、「藤娘」も3枚だけでした。全部買っちゃったけど!菊之助の「保名」はもっといっぱいありましたが、今回は見送りました。
イヤホンガイドは古典だけでなく、こういうときにもありがたいですね♪
赤ハタ姿の亀蔵さんですが、そういえば、どうしてあの場面でああいう格好で飛び出してくることになったのか、今になって考えてみると謎です(^_^;)
海老蔵さん、襲名の時は「鏡獅子」の弥生姿のお写真が、たしかなかったんでちょっと残念だったんですが、今回はあるんですね。衣装を変えた回数から考えると3枚というのは 少なめですが、あるだけうれしいかも♪
まぁ私は海老さんよりも、まず團蔵さんのお写真ですが♪
>左團次さんが「藤娘」踊ってくださったら、
OH~!是非観たい、観たい、かぶりつきで~(爆笑)
藤娘は”俺を見てヘロヘロになれ光線”に、やられました~。
とおもったりしてるNotariです(^_^;)
ほんとにやってくれたら、きっと私も、かぶりつきチケット取りに
走っちゃいます♪
>俺を見てヘロヘロになれ光線
あはは、それはまた強烈な光線だ~(^_^;)
女形の姿でも やっぱり眼にとても力のある方だなぁと
改めて思ったりしました。
でも、白塗りのせいでしょうか?普段ほど、「眼が大きいなぁ~」という感じはしませんでした。
海老蔵さん、いつか、菊之助さんと「二人藤娘」とか創作してくれたら面白いんだけどな~♪