六代目尾上菊五郎を 小津安二郎監督が撮った映画 「鏡獅子」。
オンエア日、1日勘違いしてて「しまった、予約入れ忘れた_| ̄|○ 」
と ショックを受けていただけに、昨日、ちゃんと録画されてるのをみつけた
時は結構うれしかったです♪
で、25分と時間も短いので、深夜にとっとと見ちゃいました。
守随憲治さんがナレーター?で色々解説してくださいましたが、
この「守随憲治さん」。私にとっては、夕べは「運命の出会い」な人でした。
というのも、実は、先日、某新古書店で、偶然にも見つけた岩波文庫の「助六縁江戸桜」。
これが、うす~~い本なんですが、なんせ、岩波文庫。読破にはかなり時間がかかりそうな気配です。
で、この録画を見る直前に、意を決して、読み始めたんですが、
冒頭の「解説」の2・3ページを読解しただけで、アタマが痛くなってきたんで、中止(^_^;)。
だれだ、この解説書いたのは?とおもってみたら、「守随憲治」
聞いたことあるぞ、結構、有名な歌舞伎評論家の先生じゃなかったかな~
とか思いつつ、「じゃぁ鏡獅子でもみようかな」と見始めたわけだったんです。
なんで、映画の冒頭「解説 守随憲治」とデカデカと表示された時は、
「だめだ、今晩は守随さんから逃げられない~(-_-;)」と思いましたよ、ほんと。
さて、肝心の映画です。
ノイズがたくさん走った、でも、なんか暖かい感じのモノクロの中で、
動いてました 六代目菊五郎さんが。
セリフはありませんでしたが、台本を読んだり、鏡台に向かって、
まず、丁寧に羽箒でほこりを払って・・・という楽屋での様子が映ってました。
なかなか、男前。
しかし弥生になった姿は、なんとも「女性」。
画像が粗いこともあると思いますが、とても柔らか味が感じられるある女性でした。
昨年、海老蔵さんの弥生をみました。あれはあれで、凛としてきれいだったんですが、
柔らか味という点では、六代目圧勝です。
最後に獅子頭にひっぱられての引っ込みも、とても自然で、
「うわー ひっぱられてる、ひっぱられてる」
という感じ。
即、獅子になって再登場となりますが、この獅子になってからの姿は、
「三津五郎さんに似てるかな?」という気がしました。
ここで、胡蝶がでてきます。モノクロなので、色がわかりませんが、
着物が蝶の羽の模様になってるみたいでした。ちょっと大きな胡蝶でしたが。(^_^;)
獅子の頭振りになってから終盤は、「あ~勘三郎さんににてるなぁ」と
思いました。
まわす回数はそんなに多くありませんでしたが、モノクロなだけに
毛の白さが浮き上がり、なんとも妖しい感じでよかったです。
そうそう、多分当代と思うのですが、小鼓で望月朴清さんのお名前が出てました。
多分、冒頭に映った、若い方がそうだと思うのですが・・・
なんせ、昭和10年です。ちょっと、判別つきかねました。(^_^;)
勘三郎さんは、名古屋の御園座でお獅子をみせてくれますが、
こちらは「連獅子」です。
ちなみに、この映画を撮影された時の六代目は51歳。
勘三郎さんはこの間50歳になられたところ。
齢五十にしてのお獅子は、若さあふれる海老蔵さんのお獅子とは
また異なる趣があるかもしれませんね。
おぉ、思わず長文。m(__)m
オンエア日、1日勘違いしてて「しまった、予約入れ忘れた_| ̄|○ 」
と ショックを受けていただけに、昨日、ちゃんと録画されてるのをみつけた
時は結構うれしかったです♪
で、25分と時間も短いので、深夜にとっとと見ちゃいました。
守随憲治さんがナレーター?で色々解説してくださいましたが、
この「守随憲治さん」。私にとっては、夕べは「運命の出会い」な人でした。
というのも、実は、先日、某新古書店で、偶然にも見つけた岩波文庫の「助六縁江戸桜」。
これが、うす~~い本なんですが、なんせ、岩波文庫。読破にはかなり時間がかかりそうな気配です。
で、この録画を見る直前に、意を決して、読み始めたんですが、
冒頭の「解説」の2・3ページを読解しただけで、アタマが痛くなってきたんで、中止(^_^;)。
だれだ、この解説書いたのは?とおもってみたら、「守随憲治」
聞いたことあるぞ、結構、有名な歌舞伎評論家の先生じゃなかったかな~
とか思いつつ、「じゃぁ鏡獅子でもみようかな」と見始めたわけだったんです。
なんで、映画の冒頭「解説 守随憲治」とデカデカと表示された時は、
「だめだ、今晩は守随さんから逃げられない~(-_-;)」と思いましたよ、ほんと。
さて、肝心の映画です。
ノイズがたくさん走った、でも、なんか暖かい感じのモノクロの中で、
動いてました 六代目菊五郎さんが。
セリフはありませんでしたが、台本を読んだり、鏡台に向かって、
まず、丁寧に羽箒でほこりを払って・・・という楽屋での様子が映ってました。
なかなか、男前。
しかし弥生になった姿は、なんとも「女性」。
画像が粗いこともあると思いますが、とても柔らか味が感じられるある女性でした。
昨年、海老蔵さんの弥生をみました。あれはあれで、凛としてきれいだったんですが、
柔らか味という点では、六代目圧勝です。
最後に獅子頭にひっぱられての引っ込みも、とても自然で、
「うわー ひっぱられてる、ひっぱられてる」
という感じ。
即、獅子になって再登場となりますが、この獅子になってからの姿は、
「三津五郎さんに似てるかな?」という気がしました。
ここで、胡蝶がでてきます。モノクロなので、色がわかりませんが、
着物が蝶の羽の模様になってるみたいでした。ちょっと大きな胡蝶でしたが。(^_^;)
獅子の頭振りになってから終盤は、「あ~勘三郎さんににてるなぁ」と
思いました。
まわす回数はそんなに多くありませんでしたが、モノクロなだけに
毛の白さが浮き上がり、なんとも妖しい感じでよかったです。
そうそう、多分当代と思うのですが、小鼓で望月朴清さんのお名前が出てました。
多分、冒頭に映った、若い方がそうだと思うのですが・・・
なんせ、昭和10年です。ちょっと、判別つきかねました。(^_^;)
勘三郎さんは、名古屋の御園座でお獅子をみせてくれますが、
こちらは「連獅子」です。
ちなみに、この映画を撮影された時の六代目は51歳。
勘三郎さんはこの間50歳になられたところ。
齢五十にしてのお獅子は、若さあふれる海老蔵さんのお獅子とは
また異なる趣があるかもしれませんね。
おぉ、思わず長文。m(__)m