のたりずむ♪ぷれ ~門耳(カドミミ)~

門耳=聞。小耳に挟んだ歌舞伎関連情報や見たお芝居の感想メモです。

2010年1月:国立:旭輝黄金鯱【とりあえず】

2010-01-04 00:43:57 | 観たぞ: 観てきて一言
1年ぶりに1月国立公演に戻ってきた菊五郎さんによる復活通し狂言。
となれば、今年の初芝居はこれしかないでしょう♪
ってことで、行ってきました。初日の3日に♪

今日のところは「とりあえず」ということで、ネタバレ市内程度に
余談や個人的ポイントなんかを。
後日、完成版の感想と差し替え予定です。


●そうかトラ!
しゃちほこ(鯱)って、「虎」って字が入っているんですね!
今日のお芝居で、初めて気がつきました。


●幕が閉まっても
12時開演で、最初の休憩時間は13:35(予定。今日はすこーしずれ込んだようです。)。
この間に、2回、一旦幕が閉まり場内が明るくなります。
今日はそこで、休憩時間かと勘違いされて立ち上がる方、休憩時間なの???と
困惑した表情であたりを見回す方が続出しておりました。

確かに、わかりにくい!
舞台転換の都合や初日のせいとは思いますが、幕が閉じてる時間は
ちょっと長いです。
で、この間、特にお囃子がなるでもないので、ここはお囃子を鳴らし続けるとか、
花道や幕外に誰か出して芝居をするとか「まだお芝居は続いてますよ~」
ということがわかる工夫をした方が絶対いいと思います。

特に2回目の幕が閉まったあとにある2幕目の第2場は、このお芝居の見せ場の
1つなんですが、演出の都合で幕が開く前に場内が真っ暗になります。
そのため、この時に席を立つと、座席に戻るのに暗闇の中で、
階段を上り降りすることになりかねず、かなり危険ではないかと思います。

●はみ出してる(^_^;)
初めて観ました。客席に大道具がせりだしてるの

●筋交い宙乗り
宙乗りは舞台上手と3階下手を結ぶ筋交い宙乗りです。
私が以前みたのは、松緑さんの筋交い宙乗りでしたが、あの時は花道
(=舞台下手)から客席上手への筋交いでした。両方できるのですね、国立は。

しかし、あの時はめずらしいとニュースになっていましたが、最近はもう
一般的になってきちゃいましたかねぇ。

●本水
国立で本水の舞台を観るのは初めて…ではないと思うんですけど、
「あー国立って、本水できるんだ。そうだよな、国立だもんね。
それに猿之助さんの舞台も多かったしなー」と思いました。
かなりの水量です。

そういえば鏡割りの時、菊之助さんが「寒いんですけど」と言ってましたが、
たしかにあれは寒そう(^_^;)
まぁ動きやすいっちゃぁ動きやすいかもしれませんけどね。
菊之助さんご贔屓は双眼鏡にかじりついちゃうかも♪

●男寅くん
変声期真っ盛りでのご出演。かなり、声は大変そうです。(^_^;)
でも、がんばれ!みんなも(たいてい)1度は通る道なんだ!(多分。)
今回、男寅くんを観てて思い出したのは、勘太郎さんの変声期の頃の舞台…

しかし、男寅くん、大きくなったな~

●團蔵さん
二役です。片方はお茶目で、片方はキリリと凛々しいお姿です♪

●時蔵さん
こちらも二役。二役目で時蔵さんにしては、珍しいお姿も。

●菊五郎さん
お楽しみは後半です♪

ま、あとはまたおって。

あ、そうそう、本日、今年の初買しました♪歌舞伎手帳2010年版。
この感想はまた別のエントリーで♪
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